EPAを産生する糸状菌のピシウム(Pythium)を培養し、脂肪酸分析する。
プレート上で培養したピシウムの菌糸をコルクボーラーで寒天培地ごとくりぬく(Figure 1)。くりぬいた菌糸を液体培地の入ったフラスコに入れ、25℃で静置培養する。
Figure 1: 菌糸を培地ごと、くりぬく
3日ほど培養すると菌糸が成長してくるので(Figure 2)、これをナイロンメッシュで漉して回収する(Figure 3)。
Figure 2: 菌糸が十分成長したピシウム
Figure 3: 菌糸を回収する
回収した菌糸は濾紙で水分を吸い取り(Figure 4)、チューブに入れ(Figure 5)、凍結乾燥する。
Figure 4: 濾紙で水分を吸い取る
Figure 5: チューブに入れ、凍結乾燥する