ピシウムの培養

EPAを産生する糸状菌のピシウム(Pythium)を培養し、脂肪酸分析する。

プレート上で培養したピシウムの菌糸をコルクボーラーで寒天培地ごとくりぬく(Figure 1)。くりぬいた菌糸を液体培地の入ったフラスコに入れ、25℃で静置培養する。

2019-07-27 16-23-18-8.JPG

Figure 1: 菌糸を培地ごと、くりぬく

3日ほど培養すると菌糸が成長してくるので(Figure 2)、これをナイロンメッシュで漉して回収する(Figure 3)。

2019-07-30 18-49-10-3.JPG

Figure 2: 菌糸が十分成長したピシウム

2019-07-30 18-49-10-5.JPG

Figure 3: 菌糸を回収する

回収した菌糸は濾紙で水分を吸い取り(Figure 4)、チューブに入れ(Figure 5)、凍結乾燥する。

2019-07-30 18-49-10-6.JPG

Figure 4: 濾紙で水分を吸い取る

2019-07-30 18-49-10-7.JPG

Figure 5: チューブに入れ、凍結乾燥する