北海道大学 大学院 環境科学院 生物圏科学専攻

フィールドサイエンスの拠点

修士・博士論文題目

令和2年度修士論文題目

【9月修了】

<分子生物学コース>

Alkane degradation by Geobacillus kaustophilus HTA426 isolated from the Mariana Trench(マリアナ海溝から単離されたGeobacillus kaustophilus HTA426によるアルカン分解) _ Nithimethachoke Tanasap

ユーグレナの効率的生産に向けた微細藻類成長促進細菌の探索 _ 濱下 正邦

Studies on low-boron tolerance by reduced function of AVP2;1, a proton-pyrophosphatase, in Arabidopsis thaliana(シロイヌナズナにおけるプロトンピロホスファターゼ機能低下によるホウ素欠乏耐性に関する研究)_ Onuh Amarachukwu Faith

<水圏生物学コース>

シラス漁における漁業情報を用いた漁獲予測とそれに基づく操業計画の検討 _押山 大智

<動物生態学コース>

Exaggerated male genitalia in the long clawed shrew (Sorex unguiculatus): inter- and intra-specific comparison of sexual and non-sexual traits(オオアシトガリネズミの長大なオス生殖器:性的・非性的形質の種間および種内比較)_ 李 瀟園

The influence of the 2011 Tohoku Earthquake on species diversity of rocky intertidal sessile assemblages (岩礁潮間帯固着生物群集の種多様性に対する2011年東北地方太平洋沖地震の影響) _ 游 静如

【3月修了】

<分子生物学コース>

シロイヌナズナRAPTOR1B遺伝子の変異によるホウ酸欠乏低感受性の機構に関する研究 _ 岩佐 尚樹

シロイヌナズナにおけるeIF5A活性化酵素遺伝子DOHHの変異によるホウ素要求量減少機構の研究 _ 吉田 優佑

食品工場における低炭素型ウキクサ生産システムの構築 _ 大貫 瞳

石油精製工場試料からの界面活性剤産生細菌の探索 _ 森田 大介

尾瀬ヶ原湿原のメチロトロフに関する培養依存及び培養非依存手法による研究 _ 宮寺 毅

水圏環境から分離した新規硫酸還元細菌の特徴付け_ 高橋 彩加

湖沼に生息する新規硫黄酸化細菌の探索および特徴づけ _ 神田 衛

<耕地圏科学コース>

北海道の草地型酪農地域における酪農家バルク乳中の脂肪酸組成および揮発性成分の多様性 _ 石川 ふく

ハスカップにおける高次倍数体系統の表現型解析およびその後代を用いた異数体バリエーションの作出 _ 鈴木 夢乃

<動物生態学コース>

ニホンザリガニの体表に生息するヒルミミズ類の分子系統解析 _ 木村 哲平

湧水および非湧水河川における寄生虫群集組成:宿主魚類およびベントス群集との比較 _ 中 正大

Factors affecting the distribution of parasitic copepods, Salmincola spp. and their impacts on host salmonids(寄生性カイアシ類Salmincola属の分布規定要因と宿主への影響評価) _ 長谷川 稜太

潮間帯固着生物群集における群集レジリエンスへの種の貢献度:岩礁高度、抵抗力、回復時間との関連性 _ 小松 江梨子

A new framework to understand context dependence of two species population dynamics: a case study of rocky intertidal sessile assembly (2種系における個体群動態の環境依存性を理解する新しい枠組み:岩礁潮間帯固着生物群集についての事例研究) _ 姚 遠

<多様性生物学コース>

The determinant factors and ecological significance of mast flowering in Veratrum album populations growing at different elevations(標高の異なるバイケイソウ集団における一斉開花パターンの決定要因とその生態学的意義)_伊藤 陽平

Growth responses of four alpine herbaceous species to the variation in snowmelt time(雪解け時期に対する高山性草本植物4種の成長応答)_ 重枝 絢

Establishment patterns of Eriophorum vaginatum L. tussocks in a post-mined peatland(泥炭採掘跡地におけるワタスゲ谷地坊主の定着様式)_梅村  昌宏

<生態遺伝学コース>

Ecological studies of invasion and establishment of an exotic plant Polygonum aviculare subsp. depressum(外来植物ハイミチヤナギの侵入と定着に関わる生態学的研究)_宮本 実穂

Reproductive ecology of a sex-changing dioecious herb, Arisaema peninsulae(性転換する雌雄異株植物コウライテンナンショウの繁殖生態)_高橋 空

ミズタマショウジョウバエの遺伝子変異系統を用いた模様の機能に関する研究_丹伊田 拓磨

ミズタマショウジョウバエ胸部における模様形成メカニズムの探索_矢野根 智広

ゲノム編集を用いたミズタマショウジョウバエのメラニン合成経路遺伝子の機能解析_山本 渉

Influence of the Quaternary environmental changes on spatial and population genetic structure of rodents occurring in the Japanese Archipelago (第四紀環境変動と日本産ネズミ類の遺伝的多様性の形成)_柳瀬 拓郎

Genetic diversity of Ligidium isopods in Japan, based on mitochondrial and genomic DNA analysis (ミトコンドリア及びゲノムDNA解析に基づく日本産ヒメフナムシ類の遺伝的多様性)_張替 若菜

Genetic structure and historical demography of the native terrestrial isopod genus Spherillo from the Japanese Archipelago (日本在来コシビロダンゴムシ類の遺伝的集団構造と集団形成史の解明)_吉川 愛梨

<海洋生物生産学コース>

養殖ホタテガイの栄養塩排出が沿岸域の窒素循環に及ぼす影響_伊藤 暉

オホーツク海北海道沿岸域における沈降粒子フラックスと地まきホタテガイの成長の関係_児玉 隆哉

北日本におけるホタテガイ養殖施設近傍のpH低下の現状把握_森 亜弓美

湿原起源の鉄の海洋への輸送プロセスの解明_加藤 寛己

シロザケ稚魚の成長に及ぼす降海前後の摂餌状態と低水温の影響_及川 仁

サクラマスの組換えインスリン様成長因子結合蛋白-2bの作製と機能解析_三浦 拓人

<水圏生物学コース>

褐藻に特異的な分裂装置アクチンプレートの形成と機能に関する研究_青木 日向子

ニジカジカの遺伝学的集団構造_中村 陽一

臼尻沿岸域に出現する仔稚魚類に関する分類学的研究_東 大聖

Trophic transfer of microplastics and associated chemical additives from crustacean prey to fish (捕食被食関係を通じたマイクロプラスチックと添加剤の餌生物から魚類への移行)_長谷川 貴章

Investigating Harbor seal‘s (Phoca vitulina) visual cognition : How they use brightness and shape to discriminate in 3D objects?(ゼニガタアザラシ(Phoca vitulina) の視覚的物体認知:形状と明度を使ってどのように物体弁別しているのか?)_小川 萌日香

ハビタットモデルを用いた北海道周辺海域におけるハクジラ類の生息域推定_重松 早紀

秋期北海道沿岸海域におけるヒゲクジラ類の分布と海洋環境に関する研究_古巻 史穂

オホーツク海における母川回帰中のサケ(Oncorhynchus keta)の遊泳行動に関する研究_立岡 樹

福島県三春ダムにおける夏期の魚類分布と湖内環境の関係_上田 健太

北海道南部海域における定置網内のブリ (Seriola quinqueradiata) の遊泳行動に関する研究_相馬 蓮

仙台湾におけるイカナゴ(Ammodytes属)仔魚の分布特性の経年解析_笛木 亨

<森林圏フィールド科学コース>

樹皮と葉リターの形質に着目した樹木の地表火に対する枯死リスク評価_坂井 真唯

高分解能画像を用いた落葉広葉樹林の林冠における気象害の検出_津田 將寿

エゾアカガエルの初期生活史における色彩変異_辻野 夢久

マイクロサテライトDNAマーカーを利用したタヌキの性偏向分散の検討_関下 あずさ

エゾシカの不在は樹木の生産性と多様性を低下させるか?:冷温帯落葉広葉樹二次林における長期実験による検証_林 和花奈

外来植物の近隣個体認識:無性繁殖における種内相互作用_寺田 郁香

Sapling species and genetic diversity alters the relationship between plant–herbivore interactions and ecosystem function(植物ー草食動物相互作用と生態系機能の関係に対する稚樹の種多様性・遺伝的多様性の影響)_棚田 愛美

The transport of P in a mountain slope of conifer forest(針葉樹森林流域における水溶性リンの動態)_文 銘

令和元年度修士論文題目

【9月修了】

<分子生物学コース>

Sajjad Kamal Shuvro

Growth promotion of a duckweed, Lemna minor, by Azotobacter vinelandii A81
(アゾトバクター属細菌 A81のウキクサ成長促進効果)

村松 道敬

便器表面由来微生物を用いた黒ずみ形成モデルの構築

<動物生態学コース>

石田 拳

Quantifying rocky intertidal sessile community dynamics along the Pacific coast of Japan: implications for ecological resilience

日本列島太平洋沿岸における岩礁潮間帯固着生物群集の動態の定量:生態学的弾性との関連性)

<森林圏フィールド科学コース>

王 婧雯

Nitrous oxide dynamics in stream water during the dormant season in a forested headwater catchment
(森林源流域における休眠期間における河川水の亜酸化窒素動態)

<植物生態学コース (生態系生物学コース)>

李 舟 (Li Zhou)

The accuracy of remotely measured tree-stem diameters using a laser-equipped caliper, the Gator Eyes
(レーザー付き輪尺ゲーターアイズを用いて遠隔測定した樹木の幹直径の測定精度)

【3月修了】

<生態遺伝学コース>

成瀬 未帆

A population genetic study on the distribution changes of two marten species in Hokkaido, Japan.
(北海道テン属2種の分布変化に関する集団遺伝学的研究)

李  玥

Spatial and temporal aspects of the colonization of Eurasian house mice inferred from mitochondrial genome sequences
(ミトゲノム解析に基づくユーラシア産ハツカネズミの系統地理学分析:移動ルートと移動時期の解明)

都築 洋一

Evaluating genetic consequences of habitat fragmentation in plant populations: a new approach uniting demographic genetic analysis and population dynamics modeling
(生息地の分断化が植物集団に与える遺伝的影響の評価:個体群統計遺伝学的解析と個体群動態モデルを用いた新たなアプローチ)

三木田 涼佳

Variation of reproductive characters among populations in a clonal plant, Convallaria keiskei
(クローナル植物スズランの繁殖特性の集団間変異)

<植物生態学コース>

塩谷 悠希

Comparison of ecological traits and reproductive interference between sympatric related plant species in alpine zone: A study on Rhododendron diversipilosum and R. subarcticum
(高山帯に同所的に生育する近縁植物の生態特性比較と繁殖干渉:エゾイソツツジとヒメイソツツジを例として)

<多様性生物学コース>

星崎 真由美

Relationships between plant communities-environments-microbes along successional sere on post-mined peatlands, Sarobetsu mire, northern Japan
(サロベツ泥炭採掘跡地における遷移系列に沿った植生-環境-微生物叢の関連)

<耕地圏科学コース>

纐纈 絵莉

ハスカップにおける遺伝的分化に関する研究
~北海道東部と極東における分布の遺伝的解析~

<動物生態学コース>

澤田 史香

“Pet-derived non-native chipmunks found in Hokkaido Island, Japan
(ペット由来の外来シマリスの北海道への侵入)”

長塚 健汰

Use of time-series causality test to detect dispersal among local populations of Canada lynx
(時系列因果解析による局所個体群間の移動の推定:オオヤマネコの長期データを用いて)

大河 龍之介

Evaluating effect of multiple dispersers on plant fitness: empirical study using two rodent species disperse Japanese walnut
(植物の適応度に対して複数種の散布者が及ぼす影響評価:オニグルミを散布する2種の齧歯類を用いた実証研究)

小林 由佳理

Rocky intertidal alien sessile organisms on the Pacific coast of Japan: 16-year changes in distribution and factors affecting invasion success
(日本列島太平洋沿岸における岩礁潮間帯の外来固着生物:16年間の分布変化と侵入成功に影響する要因)

竹中 映美

三陸沿岸におけるフクロフノリの帯状分布の東北地方太平洋沖地震後の経年変化とその駆動機構

彭 燁帆

The influence of the 2011 Tohoku Earthquake on succession of rocky intertidal sessile assemblages
(岩礁潮間帯固着生物群集の遷移に対する2011年東北地震の影響)

<森林圏フィールド科学コース>

大沼 俊貴

森林土壌における土壌物理性と溶存有機物が窒素動態に及ぼす影響

坂 領祐

日本全域を対象とした河川水中の硝酸イオン濃度と流域特性の関係

渡邊 佳奈

野ネズミ3種の食性の季節変化に伴うニッチ分割:DNAメタバーコーディング法による解析

森田 桃

オジロワシの育雛行動と繁殖成績の関係:ビデオカメラを用いた行動観察と気象要因の分析

日下部 玄

木本性つる植物が樹幹の生物群集を介して宿主に及ぼす新規の効果

吉岡 颯

スギ針葉部における揮発テルペン放出量と内在量の地理変異

波多腰 純也

Does compensatory regrowth of Salix drive ongoing evolution in a feeding trait of the leaf beetle Plagiodera versicolora?
(ヤナギの補償成長はハムシの摂食行動の進化動態を駆動するのか?)

二村 凌

大航海中に後悔しないために ~ サクラマス幼魚の降海前の戦略 ~

<分子生物学コース>

猪股 勇斗

シロイヌナズナbor1-1抑圧変異株#156を用いたホウ素欠乏耐性遺伝子の研究

茶木 康智

植物におけるホウ素栄養依存的な翻訳制御を受ける遺伝子の探索と制御機構の解明

永尾 竜義

新規バイオサーファクタントの探索および油井微生物攻法(MEOR)の開発

田中 康央

DAP型ペプチドグリカンによるカイコ自然免疫の活性化

望月 純

新規チオ硫酸酸化細菌の系統学的及び生理学的特徴付け

<海洋生物生産学コース>

相澤 明香里

陸奥湾底層の硝化活性における異なるアンモニア酸化微生物の寄与とその見積もり

岡﨑 良亮

忍路湾産ホソメコンブの栄養塩取り込み速度およびその季節変化

向田 知樹

噴火湾におけるホタテガイとヨーロッパザラボヤの餌競合

東 麗緒菜

汽水湖尾駮沼における二酸化炭素分圧の連続観測

高星 和浩

サロマ湖における動物プランクトンのバイオマスと群集組成の季節変化

鈴木 章太郎

Physiological changes in off-season smolt induced by photoperiod manipulation in masu salmon (Oncorhynchus masou)
(光周期操作によるサクラマス(Oncorhynchus masou)のスモルト化の早期誘導とそれに伴う生理学的変化)

長谷川 竜也

サケ科魚類に特異的なインスリン様成長因子結合蛋白-1サブタイプの組換え蛋白作製

<水圏生物学コース>

朱 妍卉

音響手法を用いた高知県西部地区沿岸海域における魚群分布特性に関する研究

黒田 充樹

北海道日本海南西部における降海型アメマスの回遊生態に関する研究

辰 吉倫 

バイオロギングシステムを用いたクロソイ(Sebastes schlegelii)の回帰・固執行動に関する研究

中尾 眞子

環境DNAを用いた岩手県大槌湾における冷水性動物プランクトンの時空間的変動に関する研究

大谷 龍誠

マイクロサテライトDNA分析によるスルメイカ精子の受け渡しと獲得に関する研究

永宮 由琳

臼尻浅海域に出現するホテイウオの繁殖と初期生活に関する生態学的研究

櫻木 雄太

Three-dimensional foraging strategy of lactating northern fur seals (Callorhinus ursinus) in Lovushki island, Kuril Islands
(千島列島ロブシュキ島における授乳期間中キタオットセイの三次元的な採餌戦略)

薗部 のぞみ

行動観察と鳴音記録によるシャチの潜水中の餌探索行動に関する研究

中鉢 蒼

ミトコンドリアDNAとマイクロサテライトを用いたキタオットセイ Callorhinus ursinus における集団遺伝学的研究

関 憧平

環境変動に対応した安定的コンブ種苗生産に関する基礎的研究

令和元年度博士論文題目

【9月修了】

〈耕地圏科学コース〉

Rafael Alexandre Muchanga (ラファエル アレキサンドレ ムチャンガ)

Studies on fresh-market tomato production in a plastic high tunnel in low-input alternative systems using cover crops and livestock compost

( 緑肥と家畜堆肥を活用した低投入システムによるプラスチックハウス内での生食トマト生産に関する研究 )

Kar Suraj ( カー スラジュ )

Chilling tolerance and biomass production of Saccharum × Miscanthus intergeneric hybrids (miscanes) in cool climatic conditions of northern Japan

( 北日本の冷帯気候条件でのサトウキビ属×ススキ属の属間雑種(ミスケーン)の低温耐性とバイオマス生産 )

髙濱 雅幹   Masayoshi Takahama

Studies on the year-round production and quality improvement of baby-leaf vegetables

(ベビーリーフの周年生産と品質改善に関する研究)

〈水圏生物学コース〉

大槻 真友子  Mayuko Ohtsuki

Development of non-invasive techniques to measure testosterone in the northern fur seal (Callorhinus ursinus)

(キタオットセイにおけるテストステロンの非侵襲的な測定手法の開発)

〈動物生態学コース〉

大久保 祐作 Yusaku Ohkubo

On the phylogenetic comparative analysis of directional evolution by Approximate Bayesian Computation

(近似ベイズ計算を用いた方向性進化の分析について)

〈分子生物学コース〉

船川 寛矢  Hiroya Funakawa

Studies on improvement of tolerance to boron deficiency and toxicity in plants

(植物におけるホウ素欠乏・過剰耐性付与の研究)

〈森林圏フィールド科学コース〉

山崎  遥 Haruka Yamazaki

重機を用いた天然更新補助作業における表層土壌残存が実生の初期定着に及ぼす影響

(Influences of leaving surface soil in assisted natural regeneration using heavy machinery on early seedling establishment)

【3月修了】

〈動物生態学コース〉

渥美  圭佑  Keisuke Atsumi

Roles of male mate choice and its heterogeneity in reproductive isolation among mutually ornamented fishes

(オスによる配偶者選択と個体差が繁殖隔離に及ぼす影響:雌雄共通装飾をもつウグイでの検証)

〈耕地圏科学コース〉

久保田 明人 Akito Kubota (論文博士)

Implementation of GISH (genomic in situ hybridization) and DNA marker techniques for Festulolium breeding
(GISHおよびDNAマーカー技術のフェストロリウム育種への利用)

田辺 智樹 Tomoki Tanabe  (論文博士)

サラブレッド種当歳馬の昼夜放牧飼養管理に関する栄養学的・行動学的研究
(Nutritional and behavioral studies on grazing management for whole-day stocked Thoroughbred foals)

〈森林圏フィールド科学コース〉

鍵谷 進乃介  Shinnosuke Kagiya

Ecological consequences of genetic variation in a foundation species on above- and below-ground communities in the field
(地上部-地下部群集への生態系基盤種の遺伝的変異の影響に関する生態学的研究)




平成30年度修士論文題目

【3月修了】

<生態系生物学コース>

Dan Xue

The bacterial community structure and interspecies interaction between algae, fungi and bacteria in colored snow of Mount Asahi in Northern Japan

(旭岳彩雪における微生物群集構造および種間相互作用)

<生態遺伝学コース>

井上 結太

A study on the time-dependent evolutionary rate of mitochondrial DNA in rodents

(ネズミ類におけるミトコンドリアDNAの時間依存的進化速度に関する研究)

須田 杏子

A phylogeographic study on the three endemic mammal genera in the central Ryukyu

(中琉球固有の哺乳類3属における系統地理学的研究)

武石 透輝

An evolutionary study on the coat color variation and coat color related gene Asip in the house mouse (Mus musculus)

(ハツカネズミ(Mus musculus)における毛色変異と毛色関連遺伝子Asipの進化学的研究)

中村 安香

Production of polyunsaturated fatty acids by Pythium

(卵菌による長鎖多価不飽和脂肪酸の生産)

梅川 健人

The relationships between growth forms and reproductive characteristics of Marimo, Aegagropila linnaei, in Lake Akan, Hokkaido

 (北海道阿寒湖のマリモにおける生育形と繁殖特性の関連性)

相田 大輔

Ecological and genetic studies on the speciation of Japanese white-flowered Trillium species

(日本産白花エンレイソウ属植物の種分化に関する生態遺伝学的研究)

二井 遼太郎

Reduction of a nymphal instar in a dampwood termite: heterochronic shift in the caste differentiation pathways

(オオシロアリにおけるニンフ齢の減少:カースト分化経路における異時的改変)

<分子生物学コース>

富原 優子

過剰リンを含む工場排水を利用したウキクサバイオマス生産技術の開発

隅田 紗織

口腔内衛生環境改善のための義歯表面菌叢解析およびヌメリ再構築の試み

野崎 佑斗

シロイヌナズナbor1-1抑圧変異体#101及び#175、#180のホウ素要求量を低下させる分子機構の解明

保勇 孝亘

植物におけるホウ素の新規機能の探索 ―ホウ酸による病原応答の抑制―

<植物生態学コース>

関根 直樹

The patches of Miscanthus sinensis Andersson facilitate the establishment of exotic species in the early stages of succession on the volcano Mount Usu, northern Japan

(有珠火山遷移初期段階にススキパッチは外来種の定着を促進する)

曽 貞(Zeng Zhen)

Effects of broad-leaved and needle-leaved litter on the growth and establishment of Racomitrium japonicum on Mount Koma, northern Japan

(渡島駒ケ岳における広葉樹と針葉樹のリターがスナゴケの成長と定着に与える影響)

<動物生態学コース>

島本 悠希

Responses of stream fish and macroinvertebrate communities to a catastrophic flood: a case study of the 2016 Hokkaido typhoons

(大規模洪水攪乱への河川生物群集の応答:2016年北海道台風の事例)

舞田 穂波

自身の性と集団の性比がサクラマス幼魚の成長を決める

岩渕 邦喬

三陸沿岸のムラサキインコガイの個体群動態に対する東北地方太平洋沖地震の影響

<海洋圏科学コース>

西田 知樹

亜寒帯汽水湖の物質循環系におけるイサザアミ類の機能的役割の評価

市村 瞭

陸奥湾における貧栄養化対策としての海底耕耘の有効性

夏目 拓希

噴火湾における養殖ホタテガイの成長と環境要因

籠橋 重樹

陸奥湾における貧栄養化が植物プランクトンの生産に与える影響

栗田 大樹

サクラマスの鰓におけるコルチゾルと成長ホルモンの各受容体に対する調節作用

佐藤 萌絵

サクラマスの組換えインスリン様成長因子-Iおよび-IIの作製

中村 周

シロザケ稚魚の成長に及ぼす摂餌状態と海水温の影響

山口 銀乃介

サケ科魚類の血中インスリン様成長因子結合蛋白のゲノム編集への応答およびホルモンによる調節

<水圏生物学コース>

天本 健太

自由遊泳時におけるマイワシSardinops melanostictusのターゲットストレングスに関する研究

関 悠太

日本周辺海域におけるアブラツノザメ Squalus suckleyi の鉛直遊泳行動と生息場推定に関する研究

打田 茉由果

ヒゲ板中安定同位体比変動から推定するクロミンククジラ雌の生活史履歴

平川 由季乃

北海道日本海沿岸に来遊するキタオットセイのヒゲ中の炭素14分析と衛星発信器による回遊追跡

松下 凪

島根県隠岐諸島西ノ島に生育するツルアラメ Ecklonia stolonifera の形態的・遺伝的多様性に関する研究

太田 百音

Interactive effects of microplastics and ocean warming on the marine bivalve, Mytilus trossulus

(マイクロプラスチックと海水温上昇がキタノムラサキイガイに与える相互作用)

大河内 裕典

非捕獲的手法によるアイナメHexagrammos otakiiなわばり雄の成長と繁殖成功度の経年変化

吉田 隼祐

人工礁で集団繁殖するアイナメHexagrammos otakii 雄にみるなわばり場所選択と繁殖成功度の関係

<森林圏環境学コース>

中角 直毅

海道東部の厚岸湖集水域における陸域から湖沼への栄養塩動態

小野 拓哉

天然針広混交林におけるササ・樹木の細根分布と表層土壌の鉄・アルミニウム・ケイ素含有率の関係

植村 茉莉恵

トドマツ林における厳冬期を含めた土壌窒素動態の季節変動

鈴木 ななみ

異なる強度の土壌かく乱がアカエゾマツの初期定着に及ぼす影響

野尻 太郎

Embryonic Staging System on the Asian Parti-colored Bat, Vespertilio sinensis, Based on Standard Event System

 (日本産ヒナコウモリの胚発生記載と四肢形成の特異性)

大坪 雅典

北海道内陸部におけるオジロワシ Haliaeetus albicilla の雛の食性

秋田谷 鴻

新たなフェノタイピング・ジェノタイピング解析によるニホンジカ (Cervus nippon) の種内変異の評価

(Applications of new phenotyping and genotyping tools for characterization of intraspecific variation among populations of the sika deer, Cervus nippon.)

富田 幹次

ヒグマの掘り返しの発生パタンと土壌環境の改変

<耕地圏科学コース>

加藤 都

花サイズの異なるペチュニア野生種を用いた花粉管伸長能と雌ずい長の関係性の検証

岩田 あさ美

フリチラリア型胚のうを持つコオニユリの胚乳発達の特徴づけと胚乳培養への応用

津村 美悠

北海道東部におけるハスカップの野生遺伝資源の探索と遺伝的多様性の解析

成田 圭佑

美唄湿原におけるホロムイイチゴの開花および果実形成の特徴

堀畑 友見

美唄湿原におけるツルコケモモの倍数性および生態的特性の解析

小池 真大郎

マメ科牧草ガレガの刈取り危険帯分析および難防除雑草ハルガヤに関する研究

平成30年度博士論文題目

【9月修了】

〈生態系生物学コース〉

Cabrera Ospino, Melody Christine

(カブレラ オスピノ メロディ クリスティン)

Phylogeny and diversity of genes for poorly characterized type of arsenite oxidase involved in anaerobic arsenic oxidation

(嫌気的ヒ素酸化に関わる亜ヒ酸酸化酵素遺伝子の系統及び多様性)

〈分子生物学コース〉

Shehata Mohamed(シェハタ モハメド)

Using recombinant E. coli displaying surface heavy metal binding proteins for removal of Pb2+ from contaminated water

(汚染水からの鉛除去のための表在性重金属結合タンパク質提示組換え大腸菌の利用)

相原 いづみ

Boron-dependent posttranscriptional regulation of a borate transporter BOR1 and its physiological significance in Arabidopsis thaliana

(シロイヌナズナにおけるホウ酸輸送体BOR1のホウ素濃度依存的な転写後制御とその生理的意義)

〈水圏生物学コース〉

鈴木 将太

Evolutionary ecological study on lineage longevity of Hexagrammos hemiclonal hybrids: two-way backcrossing, recombination through occasional generation changes and synthesis of renewed hemiclone

(アイナメ属半クローン雑種の系統寿命に関する進化生態学的研究:二方向の戻し交配、間欠的組換え世代の出現と半クローン世代の更新)

三好 晃治

地まきホタテガイ漁業における被食減耗軽減に関する研究

(Studies on the predation risk management of sea stars for the mariculture systems of Japanese scallop)

【12月修了】

〈耕地圏科学コース〉

佐藤 広子(論文博士)

Evaluation of transgenic tall fescue (Festuca arundicacea Shreb.) improved for important forage and turf traits

(牧草および芝草の重要形質を改良したトールフェスク形質転換体の評価)

【3月修了】

〈動物生態学コース〉

福井 翔

Mechanisms of sustainable introgressive hybridization between native white-spotted charr (Salvelinus leucomaenis) and non-native brook trout (S. fontinalis)

(外来カワマスと在来アメマスにおける浸透交雑の存続機構)

内田 健太

The town squirrel and the country squirrel : multiple behavioral comparisons in Eurasian red squirrel between two environments

(都市化がもたらすエゾリスの行動変化:複数の行動に着目した比較)

〈植物生態学コース〉

水永 優紀 (論文博士)

冷温帯生態系の森林帯-高山帯エコトーンにおける訪花性昆虫群集組成と開花構造との関連性

(Relationship between community structure of flower visiting insects and flowering structure of plant communities along the forest-alpine ecotone in a cool-temperate ecosystem)

平成29年度修士論文題目

【9月修了】

<動物生態学コース>
Jason Lee Anders
Parasite community of rodents along an urban-natural gradient in Hokkaido
(北海道の都市-森林勾配における小型齧歯類の寄生虫群集)

〈水圏生物学コース〉
難波 瑞穂
Spatial variation in primary producers and epifaunal community of eelgrass beds in eastern Hokkaido
(北海道東部のアマモ場における一次生産者と葉上動物群集の空間変異)

〈耕地圏科学コース〉
FIORELLA DEBORA BRICENO NUNEZ
Genetic polymorphism of the Ehd1 flowering gene in Miscanthus sinensis
(ススキにおける開花遺伝子Ehd1の遺伝的多様性)

【3月修了】

<生態系生物学コース>
石川 晴菜
カイコ幼虫における傷害関連分子パターン(DAMPs)の同定

<生態遺伝学コース>
内田 葉子
Reproductive compensation strategy of a perennial plant Sanguisorba tenuifolia var. alba to specialist herbivore, Phengaris teleius
(植食者ゴマシジミに対する多年生植物ナガボノシロワレモコウの繁殖補償戦略)

大嶋 希美
Comparisons of life history characteristics and genetic structures among the populations in a monocarpic perennial herb, Cardiocrinum cordatum var. glehnii
(一回繁殖型多年生草本オオウバユリの生活史特性と遺伝構造の集団間比較)

小林 素子
Evolutionary implications of sequence variation of the two pigmentation genes in the Polynesian rat (Rattus exulans)
(ナンヨウネズミにおける色素産生遺伝子配列多型の進化的推察)

<分子生物学コース>
川瀬 誠喜
シロイヌナズナのbor1-1抑圧変異株#55及びGAUT変異株を用いたホウ素欠乏耐性遺伝子の同定

渡辺 恵梨奈
自己組織化ペプチドを含む人工転写因子

児玉 瑠依
人工手錠タンパク質によるプラスミドDNAの消去

田村 祥
ウキクサ成長促進微生物の生産する植物成長促進因子の探索とその特徴

小林 美水
工場排水を活用したウキクサバイオマス生産の可能性

玉田 いつみ
高度好熱性Geobacillus属細菌におけるアルカン分解能の評価

<植物生態学コース>
松浦 輝
Life history and population dynamics of Phyllonorycter leaf miners on Quercus dentata at Ishikari coast
(石狩浜のカシワ林におけるキンモンホソガ属潜葉性昆虫の生活史と個体群動態)

和久井 彬実
Variations in genetic structure and reproductive system of Vaccinium vitis-idaea across the lowland-alpine populations
(コケモモの遺伝構造と繁殖システムの低地-高山個体群間変異)

<動物生態学コース>
谷尾 伊織
リス科10種における個体群統計量の定量的解析:エゾリスの生存率推定を添えて

渡辺 充
都市の分断林に生息するエゾリスの個体群構造:均一な大集団か、複数の孤立集団か?

織田 さやか
東北地方太平洋沖地震後の岩礁海岸の帯状分布:潮間帯全域での6年間の変化

野口 遥平
Early phase of the invasion of the intertidal barnacle Perforatus perforatus on the Sanriku Coast of Japan: invasion dynamics and impacts on endemic species
(ナンオウフジツボの三陸沿岸における侵入の初期相:侵入動態と在来種への影響)

藤井 玲於奈
Latitudinal gradient of stability of community abundance for rocky intertidal grazers along the Pacific coast of Japan
(日本列島太平洋沿岸における岩礁潮間帯植食性軟体動物の群集アバンダンスの安定性の緯度勾配)

<水圏生物学コース>
山口 遥香
Effects of ocean warming on plant-plant and plant-animal interactions in surfgrass bed
(海水温上昇がスガモ場の植物-植物および植物-動物関係に与える影響)

石見 裕太
北西太平洋におけるヨシキリザメ Prionace glauca 成熟メスの鉛直遊泳行動に関する研究

小川 真拓
仙台湾におけるイカナゴ幼魚の分布特性の把握に関する研究

神保 美渚
Study on intraspecific differences in the diet of the Kuril harbor seals (Phoca vitulina stejnegeri) using the DNA metabarcoding diet analysis
(DNAメタバーコーディング食性解析手法を用いたゼニガタアザラシの食性の種内変異に関する研究)

宮本 春奈
根室海峡北部におけるシャチの行動様式と生息地利用

橋爪 伸崇
繁殖なわばりを形成するアイナメ雄に対する3Dデジタルカメラを用いた水中での非捕獲的体長測定

加藤 大棋
アイナメの個体識別を目的としたSTRマルチプレックスの構築

<森林圏環境学コース>
森本 祥子
エゾシカ個体群における分集団構造の季節変化:境界は物理的障壁によって作り出されるのか、生物学的な要因によるものか

村上 翔大
Formation process estimation of population genetic structure in two vole species (Myodes rufocanus and Myodes rex) from comparisons of demographic histories and divergence times
(集団サイズの変化と分岐年代の比較に基づくヤチネズミ属2種(Myodes rufocanusMyodes rex)の遺伝的集団構造の形成過程の推定)

藤原 有沙
北海道に分布するMyodes属の野ネズミ2種(Myodes rufocanusMyodes rex)の分布域の違いに伴う形態変異

芳賀 真帆
種子段階での防衛シグナル処理が樹木-昆虫相互作用に及ぼす長期的影響

小宅 成美
Comparison of susceptibility to toxic toad between its predators in natural and invaded ranges
(有毒ヒキガエルの原産地と移入先に生息する捕食者種間における脆弱性の比較)

日下部 力
非発情期におけるニホンジカ(Cervus nippon)オスの社会関係

櫻庭 知帆
哺乳類分布の季節変動を規定する要因は何か -狭い範囲で環境が大きく異なる生息地において-

長根 美和子
異なる土地利用下における土壌からの亜酸化窒素発生と栄養塩動態の関係

平野 和貴
トドマツ人工林における伐採後の土壌窒素動態と渓流への窒素溶脱

小林 高嶺
森林流域中における溶存有機物形態の季節変化が金属イオン動態に与える影響

河上 智也
北方林におけるミミズ群集が土壌団粒に及ぼす影響の解明: 有機物動態への示唆

丸毛 絵梨香
雪どけ時期の早まりが樹木の葉フェノロジーと成長に及ぼす影響 -種内および種間での比較-

〈耕地圏科学コース〉
井上 朋哉
ススキ開花遺伝子Hd5およびHd6の多型解析

魯 学思
Effect of plant growth in Galega orientalis by inoculating Rhizobium galegae isolates collected from various regions in Hokkaido
(北海道各地から採集したガレガ根粒菌株の接種によるガレガ植物生長への影響)

瀬沢 瑛
冷涼気象下での加工用トマトの生育と収量に及ぼすヘアリーベッチの効果

毛糠 智子
ハルガヤ (Anthoxanthum odoratum)におけるアレロケミカルの蓄積と草地更新への影響

藤田 凌平
ハスカップとミヤマウグイスカグラの種間雑種の評価と利用に関する研究
~果実形質の解析と戻し交雑による変異拡大~

大畑 慶真
花粉培養系における多糖類および雌ずい抽出物が花粉発芽に及ぼす影響

平成29年度博士論文題目

【9月修了】
<生態系生物学コース>
Bihe Kong
Study of the microbial community structure in the rhizosphere of understory dwarf bamboo (Sasa kurilensis) in a Betula ermanii forest, northern Japan
(日本北方林のダケカンバ林における下層ササ根圏の微生物群集の構造に関する研究)

<植物生態学コース>
中村 祥子
Foraging patterns of bumble bees across natural forest-human residential landscape
(自然林―宅地景観におけるマルハナバチの採餌パターン)

<水圏生物学コース>
百田 恭輔
Bottom-up control on mobile invertebrate community in an eelgrass bed: Contribution of different functional groups of epibiotic organisms
(アマモ場の移動性無脊椎動物群集にはたらくボトムアップ制御:異なる機能群に属する固着性生物の貢献)

【12月修了】
<森林圏環境学コース>
細川 奈々枝
Role of root litter on soil nitrogen transformations under winter climate change in forest ecosystems
(冬季気候変動下における森林生態系の土壌窒素変換に根リターが果たす役割)

【3月修了】
<生態系生物学コース>
陳 磊
Dynamics of different branching units in crowns of Sakhalin spruce, Picea glehnii (F.Schmidt) Mast.
(アカエゾマツPicea glehnii (F. Schmidt) Mast.の樹冠における異なる分枝ユニットの動態)

梅澤 和寛
Genomic and proteomic study of dissimilatory sulfur metabolism
(ゲノミクスおよびプロテオミクスによる異化的硫黄代謝の研究)

<植物生態学コース>
大原 隆之
Mathematical models of the plant circadian clock: impact of phase regulation by sugar on plant growth
(植物概日時計の数理モデル: 糖による位相応答が成長に及ぼす影響)

<動物生態学コース>
岩崎 藍子
論文題目:Quantifying intensity and severity of natural disturbances: a case study of the impact of the 2011 Tohoku Earthquake Tsunami on rocky intertidal community
(自然撹乱の強度と影響度の定量:東北地方太平洋沖地震による津波が岩礁潮間帯生物群集に及ぼしたインパクトについての事例研究)

金森 由妃
Spatial variation in community dynamics in intertidal sessile assemblages
(岩礁潮間帯固着生物群集における群集動態の空間変異)

山崎 千登勢 (論文博士)
論文題目:ヤツメウナギの繁殖生態:乱婚におけるオスの造巣行動とメスの配偶者選択に着目して
(Reproductive ecology of promiscuous lampreys focusing on male nest-building behavior and female mate choice)

<水圏生物学コース>
富安 信
バイオロギングシステムを用いた太平洋ニシンの産卵回遊に関する研究
(Study on spawning migration of pacific herring Clupea pallasii using bio-logging system)

平成28年度修士論文題目

【9月修了】

<動物生態学コース>

Christopher G. Ayer (クリストファー, G, エアー)
Seasonal timing of downstream movement in partially migratory stream-dwelling Dolly Varden
(部分回遊型オショロコマにおける降下移動の季節性)

<海洋圏科学コース>
陳 世傑
陸奥湾における貧栄養化の要因とその対策ー付着生物に着目してー

<耕地圏科学コース>

Rafael Alexandre Muchanga(ラファエル アレキサンドレ ムチャンガ)
Hairy vetch use as an alternative organic fertilizer in fresh-market tomato production
(生食用トマト生産における代替有機質肥料としてのヘアリーベッチの利用)

陳 綱ブン
Study on characteristics of perennial invasive weed grasses for weed control management in grasslands
(牧草地の雑草管理に向ける多年生侵入雑草に関する研究)

【3月修了】

<生態系生物学コース>

岡本 怜
Characterization of bacteria isolated from an oligotrophic freshwater lake
(貧栄養湖の湖水から分離された細菌の特徴づけ)

<生態遺伝学コース>

佐久間 有希
Coat color variation and evolutionary patterns of Asip in mammals
(哺乳類の毛色変異と毛色関連遺伝子Asipの進化)

森 智子
Amino acid evolution of the mitochondrial DNA in Cetartiodactyla
(鯨偶蹄類におけるミトコンドリアDNAのアミノ酸置換速度)

中本 あずさ
The study of population genetic structure of moles in the Japanese Islands
(日本産モグラ類の遺伝的集団構造についての研究)

本田 明日香
Comparative study on evolutionary dynamics based on mitochondrial DNA sequences in small mammals of the Japanese Islands
(ミトコンドリアDNA変異に基づく日本列島産小型哺乳類の進化的動態の比較)

小口 晃平
Physiological mechanisms regulating the differentiation of supplementary reproductives in the damp-wood termite
(オオシロアリにおける補充生殖虫分化を制御する生理機構)

高柳 耀
Expression analyses of chemoreceptor genes among castes and sexes in the damp-wood termite
(オオシロアリにおける化学受容系遺伝子のカースト・雌雄間発現解析)

舩津 貴成
Biological roles of endosymbionts in the wing polyphenism of the pea aphid
(エンドウヒゲナガアブラムシの翅多型における内部共生細菌ブフネラの役割)

<分子生物学コース>

岩田 あゆみ
植物成長促進因子を生産する Acinetobacter calcoaceticus P23の培養条件の検討

小原 薬子
Cellular components involved in the biofilm formation of Thermococcus kodakaraensis KOD1
Thermococcus kodakaraensis KOD1のバイオフィルム形成に関与する細胞成分)

川畑 亜美
The development of estrogen rhizoremediation by Lemna minor and Rhodococcus zopfii Y 50158
(ウキクサ Lemna minorと細菌 Rhodococcus zopfii Y 50158を利用したエストロゲン根圏浄化技術の開発)

宮平 勝人
中東石油基地オイルスラッジ処分地の菌叢解析と好熱菌の単離

小瀬 義樹
イネに集積する異なる形状の非晶質シリカの化学的な構造比較

千葉 大介
シロイヌナズナにおけるホウ素の新規機能およびリン欠乏耐性付与遺伝子の探索

齋藤 憲介
試験管内遺伝子高速アセンブリー法の開発

<植物生態学コース>

柴田 あかり
Reproductive system of gynodioecious plants: female function of hermaphrodites
(雌性両全性異株植物の繁殖様式:両性株の雌機能の評価)

鬼澤 康太
異なる積雪環境に生育するミヤマキンバイの繁殖形質と遺伝構造の比較

柿本 健吾
同所的に生育する針葉樹2種の樹形推移の個体間変異

Bayarsaikhan Demidkhorloo
Population and shoot properties of coexisting two Betula species in a Mongolian woodland steppe
(モンゴルの疎林ステップにおけるカバノキ属2種の個体群とシュート特性)

Mukhlish Jamal Musa Holle
The effects of shrub patch sizes on the colonization of pioneer plants on the volcano Mount Koma, northern Japan
(渡島駒ヶ岳における遷移初期植物定着に対する低木パッチサイズの効果)

<動物生態学コース>

立花 道草
Coexistence mechanisms in rocky intertidal sessile assemblages along a vertical gradient
(垂直勾配に沿った岩礁潮間帯固着生物群集における共存メカニズム)

<海洋圏科学コース>

寺本 成美
栄養塩取り込み活性から見た忍路湾における海藻群落の形成要因

渡部 友日
陸奥湾の底層における硝化活性に与える堆積物の影響評価

杉田 あかね
風蓮湖干潟堆積物中の底生微細藻類現存量および各種炭素源別炭素含有量の時空間分布特性

田村 航士
亜寒帯汽水湖 (風蓮湖) の溶存成分ダイナミクスにおける河川水と海草の役割評価

矢田部 創
二枚貝養殖の盛んな半開放性内湾における物質循環過程の解明

<水圏生物学コース>

寺西 琢矢
The effect of vertical and horizontal microhabitat structure on predation pressure for small crustaceans in eelgrass bed
(アマモ場の垂直・水平構造が小型甲殻類に対する捕食圧に与える効果)

大友 洋平
Molecular phylogenetic and morphological studies on the intraspecific variation in Taranetz’s spiny lumpsucker, Eumicrotremus taranetzi Perminov, 1936
(ナメダンゴの種内変異に関する分子系統学的・形態学的研究)

荻野 瑛乃
夏季カムチャッカ浅海域に出現するカジカ亜目仔稚魚の分類学的研究

熊谷 基
イトウと、ニジマスおよびカットスロートトラウトとの2倍体、3倍体種間雑種に関する発生生物学的研究

中村 太朗
Physiological studies on effects of thyroid hormones on the imprinting in chum salmon
(シロザケにおける甲状腺ホルモンの母川記銘に与える影響に関する生理学的研究)

片山 侑希
褐藻遊泳細胞におけるマスチゴネマ形成過程

梅津 武
スケトウダラ日本海北部系群幼魚の分布特性に関する研究

磯田 隼佑
標津川におけるサケの河川進入および遡上に関する研究

田代 郷史
日本周辺海域におけるジンベエザメの回遊生態に関する研究

辻井 浩希
Seasonal acoustic presence of fin and bowhead whales and relationships with the marine environment in the southern Chukchi Sea
(チャクチ海南部におけるナガスおよびホッキョククジラの鳴音の季節的な出現と海洋環境との関係に関する研究)

片山 誓花
北海道襟裳岬に生息するゼニガタアザラシ未成熟個体の食性と行動の季節変化

木村 舞子
ゼニガタアザラシ飼育個体の学習に関する研究:新奇物体に対する反応行動の変化

石井 緑
カマイルカの潜水行動における日周性の海域間比較

<森林圏環境学コース>

佐藤 郷
気象・非気象要因が北方針広混交林の38年間の動態に及ぼす影響

植竹 倫子
種子散布制限と採食圧が森林植物群集の定着過程に及ぼす効果

見原 悠美
Combined effects of hydrochemical features and nutrient retention abilities on the intraspecific variability in resprouting of Alnus japonica in mire ecosystem
(水質と養分再吸収能が湿原内に生育するハンノキの萌芽動態に及ぼす影響)

山 冰沁
Effects of genotypic diversity of mountain birch on ecosystem function and insect community
(ダケカンバの遺伝的多様性が生態系機能と昆虫群集に与える影響)

井上 華央
針広混交林集水域における林冠葉の窒素濃度の空間分布

近政 孝哉
全国各地の森林リターおよび表層土壌に含まれる水銀の分布

仲澤 悠子
食肉類のタメ糞の特徴:タメ糞場の選好性に注目して

荒井 冬香
大きな変動を示すスウェーデンのタイリクヤチネズミ(Myodes rufocanus)個体群における遺伝的な空間構造の把握

Kazila Evangelia
Foraging traits of native predators determine their vulnerability to a toxic alien prey
(有毒な外来餌種に対する在来捕食者種の脆弱性はその採餌特性によって決まる)

<耕地圏科学コース>
二木 和幸
ハスカップを用いた種間交雑時の胚乳発達の組織学的観察と胚乳分化の分子機構に関する研究

平井 涼太
分子系統解析による野生二倍体集団と植物標本を用いたハスカップの遺伝的多様性に関する研究

金 政泰
Analysis of endosperm development and its utilization for endosperm culture in Rubus species
(キイチゴ属植物の胚乳発達の解析および胚乳培養への応用)

廣野 未沙子
バイオマス資源作物ススキの寒冷地での開花や収量などの特性評価

野口 大輔
北海道の春コムギ栽培体系におけるヘアリーベッチ導入の養分循環への効果

紀井 俊太郎
Effect of root zone temperature on plant growth, flower developmment and fruit productivity in high sugar content tomato
(高糖度トマトにおける生育、花器発達および果実生産に及ぼす根域温度の影響)

鵜野 哲郎
Temperature control by using natural heat resource for chicory production in summer
(夏季チコリー生産のための自然熱源を利用した温度環境制御)

中林 亜紀良
固液分離した乳牛ふん尿由来の有機液肥の活用

漆畑 裕次郎
複数の緑肥処理によるホウレンソウの萎凋病抑制と生育促進に関する研究

平成28年度博士論文題目

【6月修了】
高 宛愉
Acoustic estimation of standing stock and distribution of hairtai “Trichiurus japonicus “in Bungo Channel, Japan
(音響手法を用いた日本豊後水道域におけるタチウオ”Trichiurus japonicus”の現存及び分布域の推定)

【9月修了】
阿部 博哉
亜寒帯汽水湖における低次生産過程に果たす基礎生産者の多様性と懸濁物食性二枚貝の役割に関する研究―現地観測と数値モデルの融合―
(Studies on the role of primary producer diversity and suspension-feeding bivalves in the lower trophic ecosystem in subarctic estuaries and lagoons –integration between field observation and numerical modelling-)

邵 花梅
Study on characteristics and variations of “Saccharina japonica “forests distribution around the Tsugaru Strait by acoustic method
(音響手法を用いた津軽海峡周辺のマコンブ場の分布特性および変動に関する研究)

雨谷 教弘
Clarification of vegetation dynamics in alpine ecosystems under climate change : Responses of “Pinus pumila “and snow-meadow communities
(気候変動下における高山生態系の植生動態の解明:ハイマツと湿生草原群落の応答)

【12月修了】
園木 詩織
音響手法を用いたアマモ場の分布および生態系サービスの定量化に関する研究
(Study on distribution and ecosystem services quantification of seagrass beds using acoustic method)

栗林 貴範
海洋環境モニタリングとコンブ標本の窒素安定同位体比より推定する北海道日本海における栄養塩供給特性の歴史的評価
(Historical evaluation of nutrient supply characteristics of the Japan Sea off Hokkaido with the hydrographic monitoring and δ15N records in paleo-“Saccharina” specimens)

【3月修了】
若林 紘子
Theoretical and empirical examinations of multiple paternity as an index of multiple male mating
(複数オス交尾の指標としてのマルチプルパタニティに関する理論的、実証的研究)

熊野 貴宏
The potential of witloof chicory (“cicnorium intubus “L.) for stimulating the utilization of biomass resources derived from livestock wastes
(畜産廃棄物系バイオマス資源活用に適したチコリーの特性)

ジン イ Jin Lee
The effects of large-scale N fetilization on the interaction between plants and herbivorous insects in a deciduous broadleaved forest
(落葉広葉樹林における大規模窒素施肥が植物と植食性昆虫の相互作用に与える効果)

井上 貴央
Studies on the influences of trees and understory vegetation on the soil nitrogen dynamics in a cool-temperate mixed forest
(冷温帯混交林における土壌窒素動態に対する樹木と下層植生の影響に関する研究)

高津 邦夫
Ecological impacts of predator gigantism: experimental studies using cannibalistic salamanders
(捕食者の巨大化の生態学的影響:共食いするサンショウウオを用いた実験研究)

杉目 康広
Molecular developmental mechanisms of soldier-specific morphogenesis in a termite
(シロアリにおける兵隊特異的な形態形成の分子発生機構)

ティワリ ラビ モハン Tiwari Ravi Mohan
Dynamic properties of subalpine coniferous forests in Nepal Himalaya and Hokkaido
(ネパール・ヒマラヤと北海道の亜高山帯針葉樹林の動態特性)

乃美 大佑
Paternal roles on the facultative multiple breeding of Japanese tit
(日和見的な複数回繁殖における雄の役割:シジュウカラ野外個体群の長期研究を通して)

辻 泰世
亜寒帯汽水湖(風蓮湖)における微細藻類バイオマスの空間変動:植物プランクトン,底生微細藻類,付着藻類の同時定量に基づいた多面的評価
(Spatial changes in microalgal biomass in a subarctic estuary (Lake Furen):multidimensional evaluation based on concurrent quantification of phytoplankton, microphytobenthos, and epiphytes)

岩原 由佳
北海道東部沿岸海域を中心としたカマイルカの分布と生息環境に関する研究
(Studies on spatial distribution and habitat of Pacific whitesided dolphins in eastern Hokkaido, Japan)

寺内 菜々
Chemotaxis and phototaxis of gametes in brown algae having two heterogeneous flagella
(2本の異質鞭毛を有する褐藻配偶子の走化性と走光性)

朝倉 一星
Evaluation of wild genetic resources and development of tissue culture system in “Actinidia” species
(”Actinidia” 属植物における野生遺伝資源の評価と組織培養系の開発に関する研究)

【論文博士】3月修了
アナン セチアワン アチマディ ANANG SETIAWAN ACHMADI
Morphological and molecular systematics of Southeast Asian spiny rats (“genus Maxomys”) with descriptions of two new species from Indonesia
(未記載種2種を含む東南アジア産トゲネズミ類(”Maxomys” 属)の形態学的並びに分子系統学的研究

平成27年度修士論文題目

<生態遺伝学コース>

  • Population dynamics through the mass drift event of ‘Marimo’ balls in Lake Akan, Hokkaido(北海道阿寒湖におけるマリモ大量打ち寄せ現象を介した集団動態)熊谷 七美
  • Studies on reproductive ecology of Viola mirabilis var. subglabra representing intermediate flowering characteristics between the stemless and stemmed Viola(無茎種と有茎種の中間的な開花特性を示すイブキスミレの繁殖生態に関する研究)篠原 義典
  • Estimation of the evolutionary rates of the mitochondrial DNA in Apodemus species based on calibrations from the Quaternary environmenal changes.(第四紀の環境変動に準拠したアカネズミ属のミトコンドリアDNA進化速度の推定)花崎 香織里
  • Developmental Regulations of the Reproductive Polyphenism in Aphids(アブラムシにおける繁殖多型の発生制御機構)村野 宏樹
  • Biosynthetic mechanism of long-chain polyunsaturated fatty acids in bacteria(細菌における長鎖多価不飽和脂肪酸の生合成メカニズム)橋本 美佳子

<分子生物学分野>

  • 酵母マンナンによるウキクサ成長促進現象の解析 倉本 歩
  • ヨシ由来成長促進細菌のイネに対する影響評価 影本 敬太
  • Studies on the growth promoting mechanism of duckweed by Bacillus pumilus MRB4(Bacillus pumilus MRB4によるウキクサ成長促進機構に関する研究)Desi Utami
  • 新規ウキクサ成長促進Pseudomonas 属細菌の単離とその特徴 山川 祐介
  • フラボバクテリア科細菌に由来する新規アゾ還元酵素の酵素学的諸特性解析 安酸 国起
  • 海底油田の物質循環に関与する微生物機能の研究 加藤 雄大
  • ポリナフタレンスルフォン酸分解微生物単離の試み 中野 耕輔
  • Molecular genetic studies on Arabidopsis thaliana mutants with reduced sensitivity to boron limitation(ホウ素欠乏に対する感受性が低下したシロイヌナズナ変異株の分子遺伝学的研究)廣口 覚彦
  • Studies on low-boron tolerance of natural accessions in Arabidopsis thaliana(シロイヌナズナナチュラルアクセッションにおけるホウ素欠乏耐性に関する研究)久野 香織
  • Development of Ribozyme Catalyzing Sequence-Specific RNA Degradation(塩基配列特異的RNA分解を行うリボザイムの開発)劉 宇翔

<動物生態学コース>

  • Population structure mediates maturation size threshold for alternative life history strategy in masu salmon(他個体の存在が成熟閾値を改変する:生活史二型をもつサクラマスにおける実験的検証)大久保 隆
  • ウグイにおける降海性の”逆”緯度クライン 山田 健太郎
  • 十勝川水系における水生生物の比較系統地理 大磯 毅晃
  • Multilevel disturbance: influence of a megaquake on rocky intertidal succession(マルチレベル撹乱:巨大地震が岩礁潮間帯における遷移に及ぼす影響)胡 之陽
  • Community assembly in rocky intertidal succession: the importance of spatial and temporal niche differentiation and role of dispersal(岩礁潮間帯の遷移における群集集合:空間的および時間的ニッチ分化の重要性と分散の役割)平賀 優大

<海洋圏科学コース>

  • 火散布沼(半閉鎖性亜寒帯汽水湖)における底生微細藻類の増殖ポテンシャル評価 森田 高弘
  • 風蓮湖、根室湾水系における有機物からみた堆積環境の時空間的評価 柴田 豊大
  • ヤマトシジミ生活史初期のアンモニア耐性の解明と資源回復 村瀬 亮
  • マガキ (Crassostrea gigas) の摂餌排泄が養殖海域の物質循環過程に与える影響 横路 直哉
  • 太平洋側北極海(チャクチ海)における成層強度の時空間変動 大額 実咲
  • 海洋表層混合層熱収支に水温逆転層が与える影響 大原 隆

<水圏生物学コース>

  • Effects of ocean acidification on calcareous sessile polychaetes (Neodexiospira brasiliensis and Circeis spirillum) in seagrass bed(アマモ場に生息するウズマキゴカイ2種(Neodexiospira brasiliensis と Circeis spirillum)に対する海洋酸性化の影響)伊藤 美菜子
  • Combined effects of seawater warming and ocean acidification on epiphytic snail Lacuna decorata in eelgrass bed(海水温の上昇と海洋酸性化がアマモ葉上の巻貝コウダカチャイロタマキビに与える複合的な影響)楠崎 真央
  • Effects of microplastics on the lugworm Abarenicola pacifica(イソタマシキゴカイ Abarenicola pacificaに対するマイクロプラスチックの影響)須貝 洋海
  • 北海道に来遊するトドの夏期における回遊と潜水:成長段階と冬期の食性からの検証 伊藤 慶造
  • 音響手法を用いた岩手県山田湾におけるアカモクの定量的分布特性の把握に関する研究 喜多 千穂海
  • キタオットセイは性成長段階で回遊様式が異なるのか?ー安定同位体比と微量元素を用いた回遊履歴の推定ー 山田 綾子
  • 漁業用魚群探知機を用いたカタクチイワシ仔魚の漁場モニタリングに関する研究 久保長 晶
  • Detection and quantitative analysis of zoospores and gametophytes in laminarialean algae using environmental DNA(環境サンプル由来 DNA を用いたコンブ類遊走子および配偶体の検出と定量解析)川本 広基
  • カジカ上科魚類の分子系統学的研究 富樫 孝司
  • アイナメ属半クローン雑種の系統学的研究~特異的核型を遺伝マーカーとしたクジメ系雑種におけるホストスイッチの検出 三宅 翔太
  • DNAバーコーディングを用いた臼尻周辺海域に出現する仔稚魚の分類学的研究 百田 和幸

<森林圏環境学コース>

  • シカが下層植生を介して樹木の成長に与える影響 天野 創
  • 遺伝的多様性の年次変化と個体群サイズ分散の関係 ー個体数変動パターンが異なるエゾヤチネズミ個体群の比較ー 秋元 佐紀
  • Interplay between feeding evolution in a leaf beetle and tree-associated arthropod community dynamics(ハムシの摂食行動進化と樹上の節足動物群集の相互作用)小野寺 裕乃
  • Does genetic variation in a foundation species predict arthropod community structure in a riparian forest?(基盤種内の遺伝的変異から河畔林における節足動物の群集構造を予測できるか?)鍵谷 進乃介
  • 北海道北部の天然生林における心材腐朽の出現予測 阿部 葉月
  • 北海道に同所的に生息する3種の野ネズミにおけるタンニン摂取量の季節変化ードングリ摂取と関連させて 秋元 佑香
  • Antagonistic indirect interactions between large and small conspecific prey via heterospecific predators(サイズの違う同種がいると捕食リスクが強まる)山口 彩

<耕地圏科学コース>

  • 分子系統解析とDNA量比較によるユーラシアのハスカップの遺伝的多様性に関する研究 松本 彩
  • キイチゴ属野生遺伝資源を利用した新規ラズベリーの育成と果実形質の評価に関する研究 小林 加奈

 

北海道大学 大学院 環境科学院 / 地球環境科学研究院

生物圏専攻メニュー