今年度から舞田さんが加入して小泉研の女性比率が増えることを予測しましたが、
その効果あってか(実際は違うけど)早速、新しいメンバーが加わりました。
フランスのポワティエ大学からAudreyが一ヶ月半のインターンにやってきました。
しかも、舞ちゃんと2人で苫小牧研究林にこもってサクラマスの生活史分岐の実験を行っています。
Audreyは日本のアニメが大好きで、日本語バージョン仏語字幕でいっぱいアニメを見てきたので
何と我々の会話の半分ほど理解出来ます (@_@)
喋るのはほとんどできないですが女子2人で日本食とフレンチを交代交代で作りながら
楽しい苫小牧生活を送っているようです。
さて、ここで皆さん2つの疑問が湧いたと思います。
ポワティエ大学? インターン???
自分も聞いたことない大学だったのでググってみました。
すると。。。
歴史
1431年にローマ教皇のエウゲニウス4世とフランス王シャルル7世によって設立。
卒業生
ルネ・デカルト
フランソワ・ラブレー
なんじゃそれ?!?!
600年前からの大学?!?!デカルトが卒業生?
フランス半端ね〜!!!
大学へのインターンはヨーロッパではちょくちょくあるようです。
日本でインターンと言えば就職前に企業に入って研修する、って社会経験のイメージですが
海外の場合は他の大学や研究室で少し学んでくるのもインターンって呼ぶみたいです。
しかも彼女の大学は修士号を取得するのにインターンは必須単位だそうです。
その他にもフランスでは修士課程では自分の研究をせずひたすら基礎を学ぶだとか
卒業するのがすごく大変だとか、いろいろと興味深い話を聞きました。
今回は緊急のお願いだったので軽い気持ちで受け入れたのですが「ちょっと大変。。。」と思った部分もありました。
でも実際、Audreyは研究のモチベーションが非常に高く、彼女の興味とこっちのテーマが
とてもマッチしていたのでインターンというよりは良い感じに共同研究ができそうです。
短い間ですが、研究と日本の生活・文化、両方有意義になることを願っています。
小泉