動物生態学コース

2012年4月現在

卒業生・これまでの在籍者

東研ヒアリPD
坂本 洋典/Hironori SAKAMOTO

侵略的外来アリへの新規防除法の探索
皆さんはアリを知っていますか。アリは生態系の中で、強大な捕食者として、あるいは受粉などの共生者として大きな役割を担っています。 一方、近年は他の地域から侵入して在来のアリを絶滅させてしまう"侵略的外来アリ"の移入が生態系に大きな影響を与えています。さらに、 その一部は人にたいしても重大な被害を及ぼす毒針を持つ物さえ含みます。 我々は、こうした侵略的外来アリの侵入に対して新たな防除法を日々開発しております。(写真:アルゼンチンアリの原産地、 南米パラナ川流域にて).

→玉川大学でミツバチ研究のポスドクに決まりました。

東研M2
笹 千舟/Chifune SASA

トゲオオハリアリにおける触角形態の顕著な性差をもたらす分子発生学的基盤の解明
アリの触角をよく見てみると,雌( 普段野外で見られる )は「く」の字型,雄(繁殖期にだけ出現)はムチ状であることがわかります. この違いはどのように生じているのか?この謎に迫るために, 毎年沖縄で トゲオオハリアリを採ってきて飼育し,分子発生学的研究を しています.

→同大学院生態遺伝学コース三浦研に進学移籍!

野田研M2
林 瑠宇/Ryuu HAYASHI

トンボ目群集を対象とした生態学的研究
トンボはどのような環境に生息しているのか、ということに興味があります。幼い頃は、よく父 と虫取り網を片手に昆虫採集をしていました。今でも昼間は虫取り網を片手に(夜間はビール片 手に!)、という生活をしています。研究をトンボの生息環境の保全、または他の分野に生かすこ とができればと考えています。

→新潟で生物教師になります。

東研M2
北村 菜美/Nami KITAMURA

ヒアリの日本侵入に際しての早期検知法の提案と検討
北海道の大自然の中でフィールおワークがやりたくて東京からはるばるやってきました。 学部時代は乳牛を対象にマクロな研究をしていましたが、現在は蟻に目覚め蟻一筋です!最近 では分子生物学方面にも片足をつっこんで見たり見なかったり。。。そんな感じで自由に楽し くやらせてもらってます。

→就職しました。
〒060-0810
札幌市北区北10条西5丁目
北海道大学大学院環境科学院・地球環境科学研究院
生物圏科学専攻 動物生態学コース