小泉です。2019年も既に半年を終えてようやく情報更新です(6月くらいにメンバーだけはこっそり更新していましたが)。
いやいや2018年はキツすぎる1年でした。。。
子供のことで色々ありました。。。
ようやく少しずつ落ち着いてきました。
医学の進歩に感謝&驚きです。
というわけで昨年(度)はプライベートが大変な上に16人のメンバーがおりアップアップでした。おかげでHPは全然アップアップできませんでした (^^;)
ただ不幸中の幸いだったのが、2018年は小泉研最高の布陣と言われるだけあって(誰に?)みんな基本的に自分達で動いてくれたので何とか最低限はやりきれました。
ポスドク2名は半年から1年という限られた時間の中で素晴らしい仕事を成し遂げて、それぞれ次のポストに順調に着任しました(Johanの研究は既にパブリッシュ!)。まさに模範的な存在で非常に助かりました(JSPSさん、ありがとう!)。
そして長年小泉研を盛り上げてくれたD4コンビ内坊(うっちー&福坊)が6年間の大学院生活の末、遂に3月に学位を取得しました。そして驚くべきことに(?)2人とも順調に次のポストが決まりました(海外学振&北水研ポスドク)。彼らは小泉研の人数が増えて研究室らしくなってきた時に、「ドクターに行きたい!研究者になりたい!」といって入ってきました。二人ともイチから新しいフィールドで新しいテーマで博士を見据えて研究を始めたので、こっちもワクワクドキドキな感じでした。修士からの生え抜き(?)はその前に乃美もいましたが、彼は油田が築いたフィールドで研究ができたので(≒ 油田にかなり面倒みてもらったので)それなり気楽にできました(そして第一印象とは異なり超優秀だった)。内坊は二人ともそれぞれ色々と大変なことも多かったですが、本当に研究に対して真面目で、前向きで、かなりのハードワークをこなして、最終的に立派な学位論文が出来上がりました。この二人を送り出した時はちょっと充実感がありましたね。一人前の研究者になるにはまだまだ修行が必要ですが、なんとか自己研鑽できるレベル(研究発案+計画+データ収集+解析+論文執筆)にはなったかな、と思います。新天地でレベルアップしてくれるのを楽しみにしています。
そしてこの9月に学位を取得した大久保君です。彼は博士3年から当研究室に移ってきました。その時から学位を取れる下地は十分に出来上がっていました。元文系なのに統計オタクで科学哲学も専門にしているという非常にユニークなキャラクターです。本当に元文系?!っていうくらい数学に強くて、新しい統計手法の開発がメインテーマだったので学位論文の主査をするのも大変でした。。。(^^;) 自分一人では自信がなかったので、統計数理研究所や総研大の専門家にも話を聞いてもらいました。結果、彼の予備審査の発表を5回聞くことになりました(笑)でも、それでようやく私の理解が追いついてきたレベルです。素晴らしかったのは、副査や専門家のコメントに毎回しっかりと応えて、毎回研究内容やプレゼンが洗練されていったことです。一見、マイペースでゆるい感じのキャラですがやっぱり研究に対して非常に真摯ですね!彼もとても優秀なので次のポスドクも(傍目からは)サクッと決めています。
最後の卒業生は、小泉研(歴代20+人中)2人目の女子、舞ちゃんですね。彼女もめちゃくちゃオリジナル路線突っ走ってたな〜。ホント面白かった(笑)はじめは何も喋らなすぎて心配になりましたが、苫小牧研究林に行くと水を得た魚のように(?)生き生きと輝いて(アイドルと呼ばれて畑で採れた野菜や釣った魚をいつももらって生活していた)いろんな伝説を残していきました。修論も当初のテーマはポシャりましたが、思わぬ方向で面白い結果が得られました。最後の生態学会も見事、ポスター最優秀賞を獲得していました。また新しい職場でも崇め奉られてるのかな〜
というわけで、2019年10月までに去年のメンバーが6人抜けました。そして新たに2人+1人(共同指導)が加わりました。まだ総勢14名の大所帯です。
ただ、昨年宣言したとおり少しダウンサイジングしてテーマも河川生態系に絞っています。実際、新たに入ってきた学生の大半も魚好きです(といっても3人共寄生虫の研究になりましたが 笑)。やっぱり対象生物で縛るのもいいですね〜!釣り好きは川歩きやキャンプも慣れているのが多いので非常にラクです。今年のオショロコマセンサスは山中で野宿しましたが、すこぶる順調で楽しかったです。
長くなったのでこの辺で〜
小泉
P.S. ちなみに、今年度からJasonが学振DC2に採用されました。昨年は面接でしたが今年はスパッと決まりました。外国人留学生のDCは結構珍しいと思います。そして、渥美君が来年度の海外学振に決まりました!素晴らしい。JSPSさん、ほんと有難うございます!