Jasonの論文がアクセプト!

Jason(M2)の初めての論文がアクセプトされました!
本人もとっても喜んでいます (^^)v

Anders J, Uchida K, Watanabe M, Tanio I, Shimamoto T, Hamada M, Yanagawa H and Koizumi I (2017) Usefulness and limitation of a tiny light-temperature logger to monitor daily activity levels of arboreal squirrels in temperate areasMammal Research, 62, 397-404

エゾリスに超小型のデータロガー(照度計+温度計)をつけて1日の活動パタンと季節変化を調べた研究です(内容は後日)。2014年の秋山財団の研究助成「都会のエゾリスは働き過ぎ?!都市化が引き起こす野生生物への新たな影響」の成果の一部です。当初の目的だった『都市 vs. 郊外』はサンプル数が少なかったので本論文ではほとんど議論していません。ただ、この発展版をリス組リーダーのうっちーが鋭意データ取得中なので楽しみにしておいてください。

この研究は、小泉研+帯畜大柳川研のリスチームみんなで取ったデータなので誰がまとめても良かったのですが、当時M1でデータのなかったJasonに練習としてまとめてもらいました。最初は私がCorrespondingだったのですが、解析も論文執筆もJasonがかなり頑張ってくれたので彼に責任著者になってもらいました。Nativeと言えども始めは科学論文を書くのは難しいものですが、彼はもともと文章がうまく要領も良かったのでいい感じに進められました。

この調子で修論も頑張ってください!(現在、苦悩の真っ只中です 笑)