こんにちは.M1の大槻です.あっという間にもうすぐM2になろうとしております^^;
去る2/1,小泉研D3+の福坊さん,うっちーさんの学位論文審査会(博士論文(D論)の内容を教員や学生の前で発表する)が行われました.
今回は大学院に入ったばかりのM1が感じたD論発表会の印象や感想について書いてみたいと思います。
博士論文はすでに学術誌に投稿された論文を含む数章から構成されるため,その内容をまとめたスライドは数十枚にもなります。しかも卒論や修論,学会の口頭発表よりもはるかに長い約40分の発表に加えて,発表と同程度の時間が質疑に充てられます。
僕は昨年,うっちーさんや福坊さんが修士のころから研究を行なってきた調査地(ここやここ)に連れて行ってもらい,研究内容などについて色々と教えていただいたので,複数の研究についてなるほどこういう風につながっているのか(つなげるのか)!とより理解が深まりました.
全体的な感想をいくつか(大した感想ではありませんので悪しからず).
まず,研究内容の厚さです.複数の章から成るというだけでも分かるように,様々な研究内容が出てきます.しかもそれが一本の大きなストーリーに沿って位置づけられています.研究室のセミナーの要旨を書くのにもいろいろと悩んでいる僕にとっては,D論のような大きなストーリーを描くというのはとても大変なことのように思えました.
さらに,D論発表は英語ではdefenseといわれるように,発表者に対してビシバシ質問が飛んできます.内容確認の質問もありますが,研究に対して批判的な質問もガンガンきます.僕は質疑を聞いていて,そもそも質問の内容がよくわからない(^^;)ということがありましたが,先輩方は質問者を納得させるような回答をされていたと思います.自分だったら想定外の質問をされればフリーズすること必至なので,こちらも幅広い知識が必要なことなのだと実感しました.
実はこの記事を書いている2/13とその前の2/12は,修論発表会の日でした.我々の所属する環境科学院生物圏科学専攻は9のコースがあり,修士の学生数も各学年50人ほどいるため,2日間朝から夜まで発表会でした.僕はすべてを聞いたわけではないですが,小泉研M2の島本さんや舞田さんの発表を含め20題ほどの発表を聞きました.それらの感想などは別の機会に譲るとして,ここ2週間ほどで色々な人の発表を聞いて,多くのこと(意義付け,プレゼン技術など)を学んだはずなので,まずは1カ月後の生態学会に向けて,そして来年自分の研究の発表に向けて,精進していきたいと思います。
明日(2/15)は追いコンです(3月は学会シーズンで忙しいのでもうやります).今年度は動物生態学コースや関連研究室から多くの人が旅立っていくようです.小泉研の齢構造が大きく変化するかも!?
僕はあまり構想を練らずに思いついたままにブログ記事を書いてしまうのであまりまとまっていませんが,今回はこの辺でm(_ _)m
大槻