こんにちは、M1の渡辺です。
大変お久しぶりとなってしまったばかりでなく、なんと大晦日の投稿です。
(今年の年末年始は実家に帰省しないということもあって、ゆっくりし過ぎました。スミマセン)
さて、大晦日とは全然関係ありませんが、
10月上旬から12月上旬まで、十勝にエゾリス調査に行ってきましたのでその一部を紹介しようかと思います。
既にD1うっちーさんの記事でも紹介されていますが、今季の調査のメインは捕獲でした。
でも、うっちーさん以外のメンバーはリスの捕獲は初心者なので、例えば捕獲用の罠を置くにしてもどんな所に置いたら効率がいいのか等々、分からないことばかりでした。
それでも、うっちーさんの丁寧な指導のおかげで、自分が設置した罠にも徐々にリスが入ってくれるようになりました。これが地味に嬉しかったり。
「ふふふ、君がここを通ることは分かっていたのだよ!」といった感じですかね。笑
さぁ、実際は捕獲できたからといって喜んでいる暇などありません。ここからが本番です。
捕獲後は計測を行ったり個体識別用タグを付けますが、少しでも個体にかかる負担を減らすようにと、かなり神経を使います。そしてチームワークが問われる場面でもあります。
そして処置が終了した後はリスをリリース。
*捕獲及び標識の装着、罠の設置は、北海道庁、帯広市の許可を得て行っております。
さて、調査の話から少し話は逸れまして、季節は秋から冬へと移り変わっていく真っ只中ということで、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
ほんの一部ですが写真で紹介しますね。
まずはこれ!紅葉が素晴らしく、文字通り「言葉にできない」体験でした。
でもせっかくの素晴らしい自然も、ほんの少し人の手が加わっただけでこんなにも汚くなってしまいます…笑
(誰だか分かりますか?)
秋の早朝。ジェイソンが「是非写真を撮らせてくれ」とのことで、郊外にて小休止兼撮影タイム。
この写真に何かが隠れています。何が隠れているでしょうか?
答えは「クルミ」でしたー。貯食の様子が知りたくて、エゾリスが去った後を見計らって撮らせてもらいました。うまく隠すもんですねー。(撮影後は元に戻しました)
11月末の大雪の翌日。早朝なのでかなり寒いはずですが、毛皮のおかげか意外と平気そうに見えました。
とまあ、こんな感じです。本当はもっと見せたい(そして自慢したい)写真もあるのですが、今回はここまでにして続きは次回に!
それでは皆様よいお年を~!
なべ