さてさて、既に2023年になりましたが小泉研2022年度の新メンバーです。
またもやダウンサウジングに失敗してしまいました。。。(^^;)
2 out 3 + 2 in でなんと3人増えてしまい合計16名。。。
うち博士学生7人という指導教官にとっては恐怖の体制です。。。
卒業で1番大きかったのは2022年3月に学位を取得したChrisですね。彼は歴代小泉研の中でも1番大きかったです(197cm)。
さらに修士から入ってきたので地味に小泉研滞在も1番長く、合計7年半も在籍してくれていました。うちの研究室が大好きなんですね(笑)
Chrisは生き物のことが本当に詳しくて(特に変な生き物)寄生虫やクモやコウモリの面白さを色々と教えてくれました。海外留学で普通だったように良い意味で教員と学生のギャップがなくて、博物学や日本の歴史について(学部時代に日本文化も専攻していた)私の方が色々と学ばせてもらいました。日本語もとても上手でほぼバイリンガルだったし学生達にとっても英語と日本語の掛け橋的な感じですごくやりやすかったと思います。いきなり全部英語だったら躊躇してしまいますからね。フィールドの体力もすごいし、マイペースで好きなことをやっていて、学生達にとってもやっぱり特別な存在だったみたいです。今度は南の端、琉球大学のポスドクとして西表島でフィールドワークやっています! 大好きな海で泳いで楽しんでいるようです (^^)
もう一人抜けたのは富田君。特にセミナーなどで彼の存在が大きかったですが、こっちの記事に書いているので割愛!
新メンバーは修士1年のイキがいい男子3人。2人は釣りが大好きで、1人は生き物全般や博物学が大好きで、みんな波長が合うようでとても仲良しです。ほんと高校男子的なノリです (^^) 研究対象を魚や河川に限定したので研究室希望者減るかな〜って思っていたのですが、そこまで減らずにむしろ釣りや生き物大好き人間が増えたかも。研究と趣味が益々近づいて普段の会話が楽しいです。
あと、+2と書いていますが、実は留学生と研究生でこちらは全部で女性3名です(ひとりは短期留学で既に帰国したので正規メンバーは+2)。中国、フランス、フィンランドと国籍も多様です。当研究室では基本的に研究生は取らないのですが知り合いの紹介ということもあり、本人とも色々話して受け入れることにしました。その中国からの留学生、カイさんはとても明るくて前向きで小泉研にいつもフレッシュな空気を送ってくれます。研究室の雰囲気がさらに良くなりました (^^)v
フランスからは博士学生のLeaが半年間の研究留学に来ていました。苫小牧研究林でヤツメウナギ類の行動生態・種分化の研究をしていました。彼女もとても優秀で性格が良くて、限られた時間の中で多くの学生達とインタラクションがあり、双方にとって素晴らしくプラスになりました。実験して解析して論文もほぼ書き上げて、近々投稿できそうです。
最後はヘルシンキ大学からのポスドク Suviです。Suviはもともと日本に興味があり「学位取得後に日本にポスドクに行きたいんだけど、誰かいい人いない?」ってsupervisorに聞いたら「イツローのところがいいんじゃない」って。実は彼女のsupervisorは私が2005-2007年にヘルシンキ大学でポスドクしていた時のPhD studentでした。彼女(Anna-Liisa)も超優秀だったのでそのまま順調にヘルシンキ大学でPIになりました。しかも奇遇なことにSuviもhost-parasite系に興味があって、それまでは植物の病原体の研究をしていたのですが、Jasonがやっていたネズミと腸内細菌と腸内寄生虫の系にバッチリはまったのです。あっ、そうそう。そういえばLeaのsupervisorもヘルシンキ大のポスドク時代に会っていました。やっぱポスドク時の繋がりって大事ですよね〜(いっぱいパーティーしてよかった〜)。
実はこれに加えて、セミナーや飲み会など北大の他研究室のみならず他大学からの参加もあります。コロナ禍になりセミナーは基本hybridなので他大学からでも参加できるのです(さすがにフルオープンのセミナーではないです。とてもやる気があって毎回参加してくれている素晴らしい学生がいるのです)。
と、まぁ、いつも通り、そんなこんなでうちは相変わらず賑やかです。
ではこんなところで〜 (^^)