こんにちは。M2の大久保です。
北海道もすっかり夏ですね。。。暑いです。笑
さて、先週函館市の隣の七飯町にある七飯淡水実験所でサクラマスの調査に行って来ました。
小泉研といえば、そう「野外でのフィールドワーク!」ですが、
僕は研究室の他のメンバーと違って、実験所内でサクラマスの飼育実験を行なっています。
七飯淡水実験所では、サクラマスをはじめとしたサケ科魚類、チョウザメ、金魚など様々な淡水魚が飼育されており、魚好きにとってはとっても楽しい場所です。また、技官さんはじめ実験所の方々はとてもいい方ばかりで、いつもお世話になってます。
実験所の外観
実験所の猫達。作業に疲れた時の癒やしです。
チョウザメと実験所内の風景
さて話はサクラマスに戻りますが、
サクラマスはサケの仲間で、サケと同様に海から川へと向かい、海で成長して再び川へと帰るというドラマティックな一生を営みます。
しかし、両者には違いが何点かあります。サケは、生まれてすぐに川から海に向かうのに対し、サクラマスは川で一定期間過ごした後に海へと向かいます。また、サケは全ての個体が海に向かうのに対し、サクラマスでは海へと向かわずに川で一生を終える個体がしばしば生じます。
この両者の違いがなぜ生まれるのかを調べるため、上記の飼育実験を行なっています。
飼育中のサクラマス。個体を識別するために特殊な色素を皮下注射してあります。カラフルです。
実験もそろそろ中盤。
結果が出るのが楽しみです!
M2 大久保