こんばんは、M2の山田です。
札幌は雪が積もりはじめ、冬らしくなってきました!!
雪が積もると外に出るのがおっくうになりますよね…。
僕も11月はフィールドに出ることもなく、ずっとデスクワークばかり。
で、時々息抜きに本を読んだりするのですが、先日面白い本を見つけました。
じゃじゃん。
その名も「変な学術研究」。
タイトルにあるとおり、過去にジャーナルに掲載された論文の中から一風変わった研究をエッセイ風に紹介するものです。
「学術研究」とか「論文」というと取っつきにくくて敷居が高い印象を受ける人も多いと思いますが、なかには妙ちきりんで「なんでこれを研究しようと思ったんだろう??」と疑問に思えるものや、笑えるものも多くあります。
よく知られているのがイグノーベル賞ですね。今年も「ほぼ全ての哺乳類が21秒で排尿する原理の検証」とか「熱烈なキスの生物学的影響」とか興味深い研究が目白押しでした。
そんな研究たちをユーモアたっぷりに紹介するのがこの本。
まだ読破していないのですが、すこし読んだだけでも「新しい心肺蘇生法を検証するため、心肺停止状態にしたブタに人口呼吸をした科学者の話」とか「ベートーヴェンを聴かせた雌牛はビートルズを聴かせた雌牛よりもミルクの出が良い」etc.面白い研究がいっぱいです。
(ちなみに人口呼吸で蘇生しなかったブタは食肉にされたとのこと…。)
更にこの本の良いところはきちんと引用元が明示されていること。
興味が湧いた人は原著論文にあたってみるのも英語の勉強になって良いかもしれませんね!!
僕も早速「毛深い男性がモテなかったため、人間の体毛が薄毛に進化した」という論文を読んでみたいと思っています。
え、自分の研究に必要な論文を読めって??
……ごもっともです。
やまだ