国際イワナ学会@Tromso, Norway

こんにちは!やっとこさノルウェーから帰ってきましたD1のFです。

今回は初の国際学会ということで凄く緊張しましたが、口頭発表もなんとか上手くいって、他の研究者ともたくさん話ができて貴重な経験ができました!!

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口頭発表のようす

この国際イワナ学会(Charr symposium)の内容は、それぞれ進化、遺伝、水産管理、水産養殖、回遊、気候変動、生活史、生態、個体群、寄生虫といった多分野に跨り、その名の通り世界各地から なんと、111人のイワナの研究者が集まりました。イワナだけの学会だと思うと凄くマニアックな印象ですが、世界にはこんなにたくさんのイワナ研究者がいるのかと驚きました!

学会の印象としては、研究内容のレベルの高さに驚きました。北極圏を中心に生息している北極イワナは、生活史の多型が豊富で、ひとつの湖に多い場所で5種類も異なる生活史が見つかっています(←残念ながら日本には生息していないのですが‥)。今回の学会で初めて北極イワナを目にしましたが、この生活史の多型には驚きを隠せませんでした。同じ体サイズなのに、異なる深度に生息して、異なる餌資源を利用することで、顔や顎、体の形には違いがあるのです。

北欧やアラスカなどには数多くの湖があるので、ある湖では生活史の多型が豊富である一方、他の湖では多型が少ない。このような生活史の多様性を決める要因は何なのか、といったような熱い議論がされていました。残念ながら、自分の英語のスキルが足りなくて、真面な議論ができなかったことがすごく悔しい経験になりました。

次回は2018年、アメリカのミネソタ州でイワナ学会が開催されます!英会話の力が足りないことは、学会の序盤で痛感していましたが、それでも大御所の方や、若手の研究者の方と積極的に話しかけにいったり、お酒を飲み行ったりしたお蔭で、「2015年のイワナ学会にこんな奴がいたな!」って少なくとも半数以上の人には思ってもらえたと思います!これは、次回への良い布石が打てたのでは?と思っています。まだまだ3年後で気が早いですが、英会話やイワナ研究のスキルをもっと身に着けて、今回出会えた友達や大御所の方たちに再会できる日を楽しみにしています!

最後に、今回の学会参加にあたって指導教官をはじめ、同じ研究室の方々に発表練習や、本学会が企画した特集号への論文投稿のために様々な助言や意見をいただきました。また学会参加中は、研究室内の事務作業をお願いすることもありました。お蔭さまで、すごく貴重で忘れられない経験ができました。どうも、ありがとうございました。

 

まちの景色

まちの景色

 

S. F.