国際イワナ学会@Duluth, Minnesota, USA (改)

みなさん

久々の投稿です.D3+の福井です.

もう3カ月ほど過ぎてしまいましたが,6月15-23日に国際イワナ学会に参加するためにアメリカ,ミネソタ州のダルースに行ってきました.

実は,僕がこの学会に出席するのは2回目で,前回のノルウェー,トロムソ(2015年)での開催にも出席しています.

海外で開催される国際学会に参加するには結構なお金がかかります(ノルウェーの時は,ゲストハウスを利用して24万円くらい).なので,今年は流石に参加できないかな~と思っていましたが,国際イワナ学会の主催者側から用意していただいた”Student Travel Award(学生渡航費援助賞?)”に運よく通ったので,$1500(≒16万円)ほどのサポートを受け,参加することにしました.

この”Student Travel Award”の申請には,英語でA4で3枚分の申請書(自身の自己紹介+博士論文の要旨+申請者が本援助を受けるメリット+渡航費の内容)が必要で,世界各地から申請した学生の中から2名のみ選出されます.なので,小泉研の留学生に修正してもらいながら,なんとか申請しましたが,なかなか英語で申請書を書く機会も少ないので,個人的には凄く良い経験になりましたし,申請に通ったことで自信にもなりました.

Duluthの街並み(左上),学会の雰囲気(右上),本場のハンバーガー(左下),た・・たきw(右下)

Duluthの街並み(左上),学会の雰囲気(右上),本場のハンバーガー(左下),た・・たきw(右下)

学会自体は,イワナ学会なので,全部の発表の対象種にイワナが含まれていますが,分野は色々あります.ただ今回の発表では,水産や管理,保全といった応用研究が主で,生態や進化などの基礎研究が少なかったように思います.それでも,ポスターや休み時間などに,僕の研究の話を聞いてくれたり,海外の研究室の雰囲気などを聞いたりと有意義な時間が過ごせました.

今回は,3年前に知り合った友人と再会できるのでは?という期待がありましたが,やはりなかなかお金の面で厳しいのか,2015年に会った若手のほとんどの人が,今回の学会に来ていませんでした.これは少し残念でしたが,また新しい人とも沢山出会えたので,よかった,とします.

 

それと学会発表以外で,楽しみにしていたことが,釣りです!ミネソタ州は,僕の研究対象であるカワマス(日本では外来種)の原産地なので,「在来カワマスが釣れる!!(笑)」とメチャメチャ楽しみにしていました.日本のサケ科研究者と親交の深いKurt Fauschさんに案内して頂いて,学会の合間に川で釣りをしてきました.

学会の合間を縫って,釣りに向かいます!

学会の合間を縫って,釣りに向かいます!

赤褐色の川で釣り.

赤褐色の川で釣り.

在来カワマス@ミネソタ州

在来カワマス@ミネソタ州

 

最後に,今回の学会参加にあたって,ミネソタ州立大学でポスドクをしている先輩の家に滞在させていただき,色々とミネアポリスの街中を案内していただきました.また,Student Travel Awardの申請書を見てくれた指導教官をはじめ,JasonとChris,Johanに感謝です.

 

福井