こんにちは、はじめまして。M1の澤田です。
今年のサンプリングが一段落したところで、どんなことをやってきたのか、お話ししたいと思います。
私は、外来のシマリスの分布状況を調べるため、道内のあちこちでサンプリングを行っています。ペットとして日本に輸入されたチョウセンシマリスは、形態ではエゾシマリスと区別ができないため、DNAを調べています。
今年は、苫小牧研究林、余市岳、南富良野で捕獲を試みました。
苫小牧研究では、捕獲に成功し、毛やフンなどを採取することができました。技官さんから目撃情報をいただいたり、研究林の広さとシカの多さにびっくりしたり、宿舎で広々快適な生活を送ったりと、充実した調査でした!
余市岳は、天候のため、調査を中断することになってしまいました。楽しい登山ではありましたが無念…。
南富良野は、小泉研のセンサスで毎年使われている河川の近くでの調査でした。いつも宿泊場所を提供してくださっている地元の方の家に泊まりました。電気・暖房・水などなど使わせていただけるばかりか、トウモロコシまでいただき、ありがたい限りでした!
調査は、作業などの都合上、一人ではできないので、毎度毎度いろんな人に助けられています。ありがたい限りです。フィールドにいる間は、そんな仲間と一緒にご飯を作ったり食べたり…わいわい楽しくやっています!
時にはうまくいかないフィールド調査ですが、こうやっていろんな場所で生活をすることで、今までしたことのない経験を積んだり、お話を聞いたり、いろいろな生き物に出会って、視野が広がる気がします。体力つけてもっといろんなところに行ってみたいと思います!
今年度は、 そろそろシマリスは冬眠に入り、巣穴にこもってしまうので、私も室内にこもってDNA実験に本腰を入れようと思っています。とってきたサンプルからどんな結果が出るか、楽しみです!
※特別な許可を得て調査しています。
澤田