おいどん鹿児島に行ったでごわす

ブログ学生第一号は頂いた!トゥスニケンタです。自由に更新できる形式になったので、みんな気軽に徒然なるままに書いていきましょ~。

3/18-22、鹿児島で開催されました生態学会に参加してきました。様々な分野を研究する小泉研ではありますが、この生態学会に参加することは普遍的な目標であり、一番ワクワクする学会なのではないでしょうか。今年も充実した学会になりましたね。5日間という短い間ですが、寝ても覚めても多様な研究者と触れ合える絶好の機会です。その中で、いかに自分を売り込み相手のアイディアを吸収できるか、アンテナを張りまくりです。今年も、朝は宿で一緒の人と話し会場まで、日中はシンポやポスターを聞いて、夜は飲み会で盛り上がって、さらに宿でのエンドレスディスカッションと、寝る暇も下着すら履き替える暇すらありませんでしたが実に充実した日々でした。あとは、しっかりと反芻するしないと。

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北大にはポプラが、鹿児島大にはヤシの樹が・・・先っぽの存在感

 

学会発表は、個人的にですが最近植物にハマっているので、植物と昆虫の関係・菌類との共進化ネタが多くて面白かったです。でも、自分はあえて、都市生態学に関する企画集会と自由集会が一番面白かったと言いたいです。特に、企画としての質の高さと意義の明確さ、そして都市生態学の将来性を感じましたからです。企画集会は、個々の発表は面白くても集会としては・・・って思うものが多いです、それは企画力の無さにあると思います。でも、都市生態の企画はそれぞれの役割、全体の課題、方向性が明確であり非常にまとまった集会でした。それはおそらく・・・な点において少し生態学とは違った要素を都市生態学は含んでいるためでしょう。

そして何よりも、自身が今後この分野で進もうと思えたことが大きいです。都市生態学は、人間活動の影響が強いため、どこかまだ基礎生態学っぽくないと感じてもいました。だけど、海洋、熱帯地域、高山帯といったように都市もある環境の一部であるに過ぎない捉えればいい、基礎生態の可能性ありまくりだよという、お酒の席での某先生の力説に納得し励まされました。まずは、これまでの環境とはどの点で異なり、どの点で類似しているのか、しっかりレビューしそこでの生物の基礎的知見を蓄積することから始めないとなと感じています。地道ではありますが休んではいられませんね~ワクワクします。

『都市生態学の夜明けは近いぜよ!』

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薩摩藩家老:小松帯刀さん この人、むっちゃカッコイイ人なんです。

真面目に書いてしまいましたが、つまりは非常に有意義な時間を過ごさせて頂いたということです。明日からも、また面白い研究ができるように精進しましょ~。

そしてそして

一日、オフを作ってバスと電車を乗り継いで『知覧』に行ってまいりました!薩摩藩の武家屋敷、そして特攻隊の平和祈念館があります。歴史・戦闘機好きですので、生零戦、生隼を見れたことは嬉しかったです。また同時に、自分よりも若い人が命を懸けて守った国の国民であることを再認識させられました。この機会に知覧を知らなかった人は調べてみてください。

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キ43一式戦闘機「隼」と桜

P.S.鹿児島のおにゃのこは可愛かった。