もう5日ほど経ってしまいましたが、12月10-11日に北海道大学苫小牧研究林にて魚類系統研究会(系統研)が開催されました。系統研は、北海道の魚好きが集まる研究会で、実際には道外からも参加者が集まり、発表も水辺の生物ならなんでもOKといったアットホームな研究会です。今年の世話人は小泉研でしたが、北方圏フィールド科学センターの岸田治さんからもご協力をいただきながら、準備を進めることができました。どうもありがとうございました。
最初はちゃんと盛り上がる会になるか不安でしたが、発表者の方の話題やトークが面白く、参加者の皆さんが楽しんでいただけた研究会になったと思います。また若手から年配の方まで幅広い参加があり(参加者は28名)、質問の飛び交う、熱気に溢れたあっという間の2日間だったように思います。他の学会と比べると緩い雰囲気の研究会なので、ウケを狙いにくる発表も多く、笑いも絶えない研究会になりました。
ただ残念なことに…今年は小泉研が世話人だったので、参加者は全員男性でした。。小泉研の影響が研究会にまで及ぶとは…(^^;)
そして今年から、研究発表以外にも「自己紹介発表」の時間を作りました。事前に参加者の皆さんから2-3枚のスライドを用意していただき、研究発表を申し込まれていない参加者にも発表していただきました。これを懇親会の直前に入れることで、お互いに話しやすくなり、参加者同士の親交がより深まるのでは?というのが狙いです。個人的な手応えとしては、結構良かったのではないかなーと思っています。
徹夜で飲み明かしていた方もいましたので、2日目は流石に疲れが見えていましたが、満足のいく研究会になったのではないでしょうか?
また来年の系統研も楽しみです。
福井