日にちが差し迫ってきましたが10月20日(日)に紀伊国屋書店札幌本店1階でサイエンス・カフェ札幌を行います。CoSTEP主催です。
CoSTEPとは北大のサイエンスコミュニケーター養成プログラムです。研究者の話や研究成果は一般の人には分かりづらいので、この架け橋となるような人材を育成することが目的です。学生だけでなく一般の方も受講しています。もう15年くらい続く全国的にも特色のあるプログラムです(小泉研のロゴを作ってくれた私の奥さんもCoSTEP卒業生です!)。
CoSTEPとは、これまでも何かと関わらせて頂いていましたがサイエンス・カフェは初めてです。CoSTEP側としては受講生の訓練の場(授業)としてサイエンス・カフェを企画します。話題提供をしてもらう研究者も受講生達(5−6人のチーム)で決め、内容の打ち合わせや当日の進行も行います。一方、研究者側は市民の前で話す場を設けてもらうのと、話が専門的になり過ぎず多くの市民に興味を持ってもらえるようにCoSTEPからのフォローを受けられます。場合によってはスライドのデザインなども手伝ってもらいます。上手くいけばWin-Winな関係ですね。
私はこれまでも市民向け講演や出前授業など行ってきました。なので、正直これまでと同じような市民向け講演ならイマイチつまらないと思っていました。そこで最初に話を持ってきて頂いた時に条件(希望)を出しました。自分一人では出来ないような(思いつかないような)斬新なカフェにして欲しい、と。
CoSTEP受講生いきなりハードル高過ぎですよね!笑 すいません。
でも、今回の受講生達はそんな要望に真正面から熱く応えてくれました。「なるほど。こう来るか〜」って感じでした。学生3人と社会人2名(+先生)からなるチームでしたが、それぞれのアイデアが反映されているようでした。打ち合わせなどにかなりの時間を割いてくれていると思います。
CoSTEPで主催する「サイエンス・カフェ札幌」は今回で110回目ですが、これまでにこんなに挑戦的なのはなかったのでは???
参加者との対話型の部分がかなり強くアドリブ要素が大きそうです(詳細は上のチラシで)。
上手くいくか分かりませんがそれも含めてどうなるか楽しみです!笑
お時間のある方は是非会場に足を運んで下さい!
小泉
P.S. 今回のカフェに合わせて「いいね!北大」の記事も書いて頂きました。今回の受講生には芸術家や雑誌の記事を書いている方もおり、非常にいい感じに仕上がっています。