2014年3月に卒業した金澤友紀代さんの修士論文の一部が Ichthyological Research にアクセプトされました。冬になると外来ニジマスが小さい支流に大集結するという興味深い発見論文です。本研究は2013年の日本生態学会福岡大会においてポスター最優秀賞も受賞していました。
Koizumi I, Kanazawa Y, Yamazaki C, Tanaka Y and Takaya K (2017) Extreme winter aggregation of invasive rainbow trout in small tributaries: implications for effective control. Ichthyological Research, 64, 197-203
金澤さんは現在・過去の小泉研メンバー総勢24名のうち唯一(4%)の女性です!笑 でも、男性顔負けのフィールドワークを見せてくれ、イネアレルギーにも関わらず重い電気ショッカーを担いでイネ科植物をかき分け涙を流しながらニジマスをひたすら集めていました(でも楽しそうでした)。また、20㎞離れた街はクリスマスで浮かれている中、Zack先輩とマイナス20℃の川でかじかむ手に息をかけて暖めながらニジマスを計測していました(でも楽しそうでした)。彼女の真面目さと精神力には本当に驚かされました。
金澤さんも今は立派な社会人になっていますが、青春の一コマが一生残る論文という形になって良かったですね。
おめでとう!