Chrisと片平君の論文がアクセプト!

修士1年のChrisの論文がBiogeography誌にアクセプトされました!

Ayer CG and Katahira H (2015) Crepidostomum spp. (Trematoda: Allocreadiidae) from Sakhalin sticklebacks Pungitius tymensis (Gasterosteiformes: Gasterosteidae) in Eastern Hokkaido, Japan: a new host record of CchaenogobiiBiogeography 17: 21-28.

最初はPDの片平君がChrisに寄生虫の同定法を教えていたのですが、いつの間にか「せっかくなので記載論文を書いてみよう」という流れになったそうです。北海道東部の霧多布湿原で採集されたエゾトミヨに寄生していた吸虫類の記載をしたものです。

寄生虫の分類では、非常に小さい生き物の非常に細かい器官を調べて種同定を行います。スケッチなどをみてもとても詳細で驚かされます。

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Chrisの手書きの寄生虫です。全長1.5mmほどの大きさです。。。(^^;)

研究分野によっていろんな研究方法や論文制作の作法などがあり興味深いです。

いずれにせよ、修士から新しく研究を始めて、1年以内で論文が書けるとは素晴らしい!

おめでとう~!!!

ちなみに、Chrisの初めての分類学記載論文の感想をこちらに載せておきまーす!