D2になってしまった渥美です。うううD2ってホント嫌です。時間がないことをより一層自覚してしまうからです。M2やD1の頃はとにかくいろんな分野の論文を読み漁っていたのですが,近頃は論文の直しや実験(の準備)に追われてしまって全然勉強ができていません。今頃実験の準備しとんのかよ⁉って自分でも思うのですが笑
さて,小泉さんが先にお知らせして下さったように,小泉研に来て2本目の論文が受理されましたんだ! (*^○^*)
紹介は,論文が公開され次第 Academist journal (https://academist-cf.com/journal/?cat=3) 上で行います。内田さんがお世話になったクラウドファンディングの運営会社が開いているサイトです。一般の方と研究を結び付けよう,というアツい気概が伝わってくる,素晴らしいサイトだと思っています。
まだ受理されてもいなかった論文のプレスリリース原稿作成という無茶ぶりに,Academist journal編集者が迅速に対応してくださったので,原稿はもう完成しております。しばし公開をお待ち下さい。
今回の論文は,書いていて純粋に楽しかったです。初めて,自分で面白いと思える論文を書くことができました。論文の導入部分(Introduction)や議論(Discussion)が楽しくてしょうがなかったです。生物学以外の論文を漁って,こんな研究あるんだよ~ってな感じでドヤ顔をしながらIntroductionを書いていたのを今でも思い出します。
そして今回は,論文の査読システムが何たるかを学ぶことができましたし,科学を支える査読者や雑誌編集者のありがたみを知ることができました。何といっても,3人の査読者・Ecological research編集者陣ともに,とても迅速な対応をして下さいました。本当に感謝です。
特に編集者の対応からは,この論文をいいものにするんだ!という気概が伝わってきました。最初から,「この論文は面白い,でももっと良くするためにこれを直してくれ」と言ってくれていましたし。結構怪しい論文を書いているという自覚があったので(研究内容を紹介しなくてすいません),この言葉にはとても助けられました。他人の論文にここまでしてくれるなんて本当にありがたい限りです。実際,内容や英語表現は初稿に比べてかなり良くなりました。やり取りを通じて後から出てくるコメントには少し疲れてしまいましたが笑。
自分も(生き残れれば)科学に貢献する人間にならねばなりませんね!
渥美圭佑