秋の足音が聞こえた余市岳登山

はろー
しばらくブログっていませんでした、内田です。

登山が大好きな自分ですが、今年は時間が取れず長らく山に行けませんでした。また、毎年恒例の本州のアルプスにも行けなかったので、本当に辛かったです。最近は、時間ができたので山に通いはじめました。

 

先日、タニキチ、クリスそして、ニューカマー・ジェイソンを連れて、自分がかねてより登りたかった余市岳(標高1488m)に登って参りました。余市岳は、小樽の方にあり札幌近郊では最も高い山です。今回のブログでは、その模様を少しお伝えしますね。

余市岳は、登山道が整備されており非常に登りやすいです。また、登るにつれて変化する景色を楽しむことができる山です。そして、後半はハイマツ地帯も歩けるので、晴れた日には眺望もいいです。ちなみに、自分の中では札幌近郊でもっとも好きな山です。

 

 

 

仮登山口は、キロロスキー場の横にあります。本登山口は、林道を歩くこと1時間。最初は林内を歩きますが、道が整備されていて楽ちん。

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エゾ赤ガエルを見つけたジェイソンご満悦。カエルの保定方法を教えて貰いました。

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次第に急峻に…ジェイソンばてばてでしたww でもクリスはへっやら

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カンバの幹が大きいこと。北海道ならではの森ですね。樹齢何年なのか?高度に合わせてフェノロジ―の違いは?カンバなのに、樹皮が硬いのはなぜ?

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稜線へ出ると、ガスが上がってきました。クリスは、ガスで山が見えたり見えなかったりする光景が好きなんだそうです。パン○ラと同じだよ、みえそうで見えない、たまに見える感じがいいよねと。。。自分は、ばっちり見える方が好きです。

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登山道は次第に、ハイマツのトンネルへと続きます。そこでは、沢山のシマリス(びっくりするくらい沢山)が貯食をするために動き回っていました。そのため、こちらが近づいてもお構いなし。もちろん、FIDは短いですよ~すっごく近い。登山道には、こんなに食痕が。平地にもシマリスはいますが、ここのシマリスは生活史や行動が平地とはどう異なっているのだろう。また、山ごとに遺伝的交流はどの程度あるのでしょうか。いろいろ考えてしまいます。

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そして、約4時間の登りでしたが、みんな無事登頂。PKで一枚。

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昼飯を食って、下りはさくさく。

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互いにいろんなことを話しながら登って、自然や景色を楽しんで、とてもいい山行でした。

山頂付近では、ナナカマドの葉が色づき、シマリスが忙しそうに働いていました。山は、秋を迎えてじきに冬ですね。そろそろ、下界も秋です。調査の準備をしないとな。また、近いうちに登ってきます。

 

ではでは。