こちらも少し前の話になってしまいましたが、乃美君(D2)の修士論文がポーランドの鳥類学誌 Acta Ornithologica にアクセプトされました!
Nomi D, Yuta T and Koizumi I (2016) Offspring sex ratio of Japanese Tits Parus minor is related to laying date and clutch size only in the first clutches. Acta Ornithologica, 50, 213-220
多くの動物で子供の性比をある程度調節できることが示唆されていますが(もちろん否定的な結果も多い)苫小牧のシジュウカラでも同様のことが起きているかを調べたものです。4年間193巣1500雛のデータを解析して、弱いながらも統計的に有意な傾向を見つけました。自分でいろいろとデータをいじりながら何とかテーマを考えたものです。提出してきた初稿の完成度も高かったし今後も楽しみですね!審査プロセスが非常に遅かったので少し心配でしたが、何とか最初の一本。おめでとう!
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簡単な研究内容や論文投稿の経緯を乃美君が日本鳥学会発行の鳥学通信に寄稿しています!『海外のジャーナルに投稿して』