動物生態学コース

動物生態学コースへようこそ!

動物生態学コースでは、動物の行動生態・個体群変動機構・生物間相互作用・群集構造決定要因・環境 と生物の相互作用などの動物生態学の基本を学ぶとともに、陸域及び水域における野生生物の保全手法 や生態系の管理手法への応用について教育研究を行います。

研究室の紹介

それぞれの研究室の詳しい情報は各HPで確認してください。

April 2021

教授
野田 隆史/Takashi NODA (lab website)

群集生態学、個体群生態学、海洋生態学
おもに海岸生物を対象に、個体群動態や種間関係、群集構造の特徴とその決定機構の研究を担当

准教授
揚妻 直樹/Naoki AGETSUMA (lab website)

変動環境下における哺乳類の適応
本研究室では、哺乳類の生態を 森林環境との係わり合いから研究しています。そして、自然および人工撹乱に対する哺乳類の生態の適応様式の解明を目指しています。

准教授
岸田 治/Osamu KISHIDA (lab website)

操作実験で迫る水生動物の生活史と相互作用
同じ種なのに個体によって形や成長、行動が大きく違うことがあります。なぜでしょうか?また、個体の特徴は同種や他種との関係においてどんな意味を持つのでしょうか? 私は、両生類や水生昆虫など池にすむ動物を主な対象とし、操作実験を中心としたアプローチでこれらの疑問に取り組んでいます。

准教授
小泉 逸郎/Itsuro KOIZUMI (lab website)

フィールドベースの動物生態学
サケ科魚類が好きだったので何でも興味を持って調べていました。気がついたら、個体群生態、 集団遺伝、進化生態、行動生態、景観生態、保全生態、と幅が広がりました。鳥類、哺乳類、寄生虫など対象生物もいろいろ扱っています(これから数年間は魚類・河川に集中します)。

准教授
森田健太郎/Kentaro MORITA (lab website)

サケ科魚類の生態学
フィールドで動物の生きざまを探求することは、その生物の進化の理解と保全のために重要です。なぜなら、その生物を特徴づける表現型はまさに生きざまを投影したものであり、その生物の本来の姿を守るために必要な、その生きざまを生み出した遠因となる自然環境を明らかにできるからです。生態現象の “生”を記録することはスリリングです。

助教
大舘 智志/Satoshi OHDACHI (lab website)

1. 北東アジア産哺乳動物相の成り立ち
2. キューバソレノドンの生態、進化、保全
3. ジャコウネズミの分布拡大と人間活動との関わり
4. 動物と人間の関わりの文化誌

哺乳類を中心とする脊椎動物のマクロな生物学(進化過程、生態、形態など)を中心に研究しています。また最近は動物と人間との関わりの歴史についても調べています。

助教
先崎 理之/Masayuki SENZAKI (lab website)

保全生態学、景観生態学、光害・騒音害
​人間活動が野生生物に与える影響と生物多様性保全を軸に研究しています。メインの対象は鳥類ですが、時にほ乳類、両生類、昆虫類、草本類も研究対象としています。

〒060-0810
札幌市北区北10条西5丁目
北海道大学大学院環境科学院・地球環境科学研究院
生物圏科学専攻 動物生態学コース